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[Rookie League]帝京、9発快勝!Aチームの1年生10番FW五町「全国に行って結果を出したい」

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後半24分、帝京高FW五町蓮(右)が9点目のゴール

[4.28 Rookie League第2節 暁星高 0-9 帝京高 時之栖うさぎ島G]

 4月28日、関東・静岡の強豪校の1年生たちが90分間ゲームのリーグ戦で力を磨く「2019 Rookie League」B Leagueは第2節が行われた。暁星高帝京高との東京勢対決は、帝京がFW森谷風真の4得点の活躍などによって9-0で大勝した。

 帝京は前半6分にMF小川大輔のアシストからCB伊藤正貴が先制ゴールを挙げると、10分にもMF佐藤琉星がゴール。その後も森谷が前半だけで3得点を奪ったほか、小川も決めて、前半を6-0で折り返す。

 後半も攻撃の手を緩めない帝京は4分にMF福地亮介がGKをかわして決めると、直後に森谷がこの日4点目のゴール。そして24分には前日に行われたAチームのプリンスリーグ関東・前橋育英高戦に出場し、この日の暁星戦の後半から合流した注目FW五町蓮が技ありの左足ループシュートで9点目を奪う。

 前日の矢板中央高戦で好ゲームを演じた暁星は点差が開いても後方からのビルドアップを徹底。右SB名和樹のドリブルでの仕掛けやMF小島堅の右足シュートなどで1点を目指したが、前日の開幕戦が雷雨中止になった影響でこの日が初戦の帝京は最後まで集中力を切らさずに無失点で勝利した。

 帝京の五町は限られた出場時間の中で存在感。ドリブルからのシュートやパスを武器に1年生を牽引する存在の五町は、「昨日、前橋育英で自分も10分くらいやったんですけれども、もっと早く出て、チームのために点とかアシストとかこれからもっと練習してやっていきたいです」とAチームで活躍することを誓っていた。

 今年の目標はインターハイや選手権で全国大会に出場することだ。「3年生と練習とか遠征とか重ねてきて、絶対に全国に行きたいという思いがあるので、全国に行って結果を出したい。将来プロになって海外でも活躍できるし、どこに行っても通用するようなプレーヤーになりたい。この3年間で慢心することなく練習して、高いレベルでできるようにしたい」。この日、快勝発進した帝京の1年生は、Aチームで早くも10番を背負う五町に負けじと競い合い、まずはRookie Leagueで結果を残す。

(取材・文 吉田太郎)

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