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レスター退団表明の岡崎慎司、敬意を示す指揮官「レジェンドとして去る」

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今季限りでの退団を明言している岡崎慎司

 レスター・シティを率いるブレンダン・ロジャーズ監督が、今季限りでFW岡崎慎司(33)が退団することを認め、「クラブのレジェンド」と敬意を示した。地元紙『レスター・マーキュリー』が伝えている。

 2015年6月にマインツからレスターに加入した岡崎は、クラウディオ・ラニエリ氏のもとでレギュラーを獲得。豊富な運動量をいかした前線からの献身的な守備で貢献し、レスターのプレミアリーグ初優勝という“歴史的なメンバー”の一員となった。

 しかし、監督交代を繰り返すチームの中で徐々に出場機会が減少し、今季はプレミアリーグ20試合に出場も先発はわずか1試合。レスターとの契約が今季限りで満了を迎えるため、退団を明言していた。

 2日の会見でロジャーズ監督は「彼はチャンピオンとして、クラブ史のレジェンドとしてレスターを去る」と岡崎の退団を認め、「この件について彼と数週間にわたって話してきた。だが、彼はストライカーとしてプレーする機会を求めており、ヨーロッパのどこかに移籍したいようだ」と明かした。

 さらにロジャーズ監督は、今年2月に就任したばかりだが、クラブのレジェンドに対して「彼のこのクラブへの貢献は計り知れない」と感謝を示し、「彼の笑顔、情熱、質の高いプレーは素晴らしく、レスターの歴史において大きな役割を果たしてきた。今シーズンはあと2試合ある。彼はチームが可能な限りで上位でシーズンを終えられるよう助けたいと思ってくれている。彼は感謝の意を示されるだろう」と語り、残りの試合での起用を示唆した。

 レスターは6日にアウェーでマンチェスター・シティ、12日にホームでチェルシーと対戦する。

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