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予期せぬ“プレゼント”からAT決勝弾!! 磐田が4戦ぶり勝利…浦和は4試合ぶり失点&黒星

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ジュビロ磐田が劇的な勝利

[5.3 J1第10節 浦和0-1磐田 埼玉]

 J1は3日に第10節を開催し、埼玉スタジアム2002では5位の浦和レッズ(5勝2分2敗)と17位のジュビロ磐田(1勝3分5敗)が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半アディショナルタイムにFWロドリゲスが決勝ゴールを奪った磐田が1-0の完封勝利を収めた。

 リーグ戦3試合連続完封勝利中の浦和は4月28日のJ1第9節清水戦(○2-0)から先発の入れ替えはなく、同じ11人を先発起用。一方、リーグ戦3連敗中の磐田は第7節札幌戦(●1-2)から先発3人を入れ替え、FWロドリゲス、MF上原力也、DF大井健太郎らがスターティングメンバ―に名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半5分にフィニッシュまで持ち込んだのはアウェーの磐田だった。上原が蹴り出したCKは相手にはね返されたものの、再び上原にボールが回ってくる。右サイドから送ったクロスをMF田口泰士がヘディングで狙うも、ボールはGK西川周作の守備範囲に飛んでしまう。さらに同21分には左サイドに抜け出したMFアダイウトンが右足シュートを枠内に飛ばすが、横っ飛びした西川に弾き出されてしまった。

 前半27分にも磐田がゴールに迫るが、右サイドを駆け上がったMF山田大記のグラウンダーのクロスをアダイウトンがヒールで合わせたシュートはゴールマウスを捉え切れず。一方の浦和は同アディショナルタイム、MF長澤和輝のパスのこぼれ球をPA内で受けたMFエヴェルトンが狙うも相手選手にブロックされてしまう。さらにMF山中亮輔が弾道の低いFKで直接狙うが、GKカミンスキーに触れられてネットを揺らすには至らなかった。

 0-0のまま後半を迎えると、同11分に浦和がゴールに迫り、エヴェルトンのスルーパスからFW興梠慎三がPA内に走り込んだものの、シュートはDF新里亮にブロックされてしまった。同18分には田口が鮮やかな軌道を描く直接FKでゴールを脅かすが、これは西川に弾き出され、スコアが動かないまま試合は進んでいく。

 後半18分に浦和ベンチが動き、FW武藤雄樹に代えてFW汰木康也がピッチへと送り込まれる。さらに同26分には長澤に代えてMFマルティノスを投入して状況を打開しようと試みる。同28分には磐田が好機を生み出し、右サイドの上原の折り返しからMF松本昌也が強烈な右足シュートを放つが、これも西川にストップされてしまう。

 後半31分には磐田ベンチが動き、アダイウトンに代えてJ1デビューとなるFW中山仁斗を投入。さらに同37分には上原に代えてMF荒木大吾をピッチへと送り込む。その後も両チームともにゴールを目指すと、同アディショナルタイムにMF青木拓矢のパスミスを拾ったロドリゲスが決勝ゴールを奪い、磐田が1-0の完封勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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