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仲川輝人が“令和パフォ”、横浜FMが逃げ切って2連勝!広島は3連敗に

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仲川輝人が令和の『令』の文字

[5.3 J1第10節 広島0-1横浜FM Eスタ]

 J1リーグは3日、第10節を行った。エディオンスタジアム広島では3位サンフレッチェ広島と8位横浜F・マリノスが対戦。FW仲川輝人のJ1令和初ゴールにより横浜FMが1-0で逃げ切った。

 2連敗中の広島は、先月28日の第9節・名古屋戦(0-1)から1人を変更。MF松本泰志に代えてMF稲垣祥を起用した。対する横浜FMも鹿島戦(2-1)から1人を変更。今季広島からレンタル加入し、契約上出場できないDF和田拓也に代えてDFティーラトンが先発に名を連ねた。

 森保一監督が視察に訪れる中、最初のチャンスは広島に訪れた。前半13分、くさびのパスを受けたFW渡大生が後方に落とし、MF柴崎晃誠がふわっとした浮き球パスをPA中央へ送る。走り込んだ稲垣がトラップしてシュートモーションに入るも、DF広瀬陸斗にクリアされてしまい、あと一歩及ばなかった。

 すると、横浜FMがチャンスを確実にモノにする。前半34分、敵陣中央の左でMF三好康児のパスを受けたFWマルコス・ジュニオールがPA左へスルーパスを送る。中央から斜めに走り込んだFW仲川輝人がGK大迫敬介をかわして角度のないところから左足を振り抜くと、DF佐々木翔に当たってゴールネットを揺らした。

 先制を許した広島は、前半36分にMF柏好文とのワンルーで左サイドを抜け出した稲垣がクロスを供給。やや後方のボールを柴崎がヘッドで合わせるがGK朴一圭に防がれ、0-1で前半終了を迎えた。

 早い時間帯に追いつきたい広島。後半5分、サイドを使った攻撃の流れからPA左手前で柏のパスを受けた佐々木がゴール前にクロスを入れる。これに反応した柴崎が絶妙なトラップから右足でゴールネットを揺らす。しかし、オフサイドと判定されて得点は認められなかった。

 ゴールに迫る機会は広島が多く作っているが、耐え凌ぐ横浜FM。後半22分、MF三好康児が針の穴を通すような華麗なスルーパスをPA左へ送り、仲川が左足シュートを放つ。だが、DF吉野恭平にブロックされ、追加点のチャンスを逃した。

 1点を追う広島は後半24分、MF野津田岳人に変えて松本、26分にはMFエミル・サロモンソンを下げてMFハイネルをピッチに送り込む。さらに29分には柴崎をFWパトリックに代え、一気に交代カードを使い切った。

 しかし、最後まで横浜FMの堅い守備を崩すことができず、後半アディショナルタイム5分にはMF川辺駿のヘディングシュートがラインを越えたように見えたが得点は認められず、そのまま1-0でタイムアップ。逃げ切った横浜FMが2連勝を飾った。一方の広島は3連敗となった。

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