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“プレゼントパス”から決勝点の磐田FWロドリゲス「そういうプレーも時おり見せないと」

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決勝点を奪ったジュビロ磐田FWロドリゲス(11)

[5.3 J1第10節 浦和0-1磐田 埼玉]

 思わぬ形から決定機が訪れる。時間は、0-0で迎えた後半アディショナルタイム。プレッシャーのかかる場面だったが、ジュビロ磐田FWロドリゲスはきっちりとゴールを射抜き、4試合ぶりの白星をチームにもたらした。

 シャドーの位置に入り、序盤から精力的な動きを見せる。ボールを持てば力強くゴールへと向かって果敢にシュートを狙い、守備でも迫力あるプレッシングで浦和の選手に圧力をかけ続ける。そして、0-0のまま迎えた後半45分+3分に大仕事をやってのけた。

 右サイドでボールキープした浦和MF青木拓矢へFW中山仁斗がプレッシャーをかけ、青木のパスを誘うと、いち早く反応したのがロドリゲスだった。「サッカーというのはずる賢くやらないといけないと思うし、時には休んでいる振りをして、そこからゴールを奪うとか、そういうプレーも時折見せないといけない」。ボールを拾うと、DFマウリシオの追走を許さずにPA内へと侵入。右足のシュートでゴールを陥れて決勝点を記録した。

 チームは、ここまで3連敗。連敗をストップさせるだけでなく、白星をもたらしたアタッカーは「試合を通して我々は非常にアグレッシブな姿勢を見せられた」と胸を張りつつも、「でも、次の試合はすごそこに迫っている。その試合に向けて最善の準備をしたい」と次戦へと視線を移した。

(取材・文 折戸岳彦)
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