beacon

[球蹴男児U-16リーグ]MF近藤3発!鵬翔が熊本学園大付に逆転勝ち

このエントリーをはてなブックマークに追加

前半41分、{{c|鵬翔高}MF近藤逸月が同点ゴール

[5.3 球蹴男児U-16第1節 熊本学園大付高 2-3 鵬翔高 大津町運動公園多目的広場]

 3日、「2019球蹴男児U-16リーグ」が開幕し、Division 1復帰を目指す熊本学園大付高(熊本)と鵬翔高(宮崎)とのDivision 2開幕戦は、鵬翔がMF近藤逸月のハットトリックの活躍によって3-2で逆転勝ちした。

 試合開始直後に熊本学園大付が右サイドの崩しからFW吉村英隼のゴールで先制。だが、その後は鵬翔がCB新竹康生やMF宮田理央らのボール奪取から攻める時間を増やす。そして、鋭い仕掛けや抜け出しで存在感を放つFW重満陽紀や積極的にシュートまで持ち込んでいたFW西亜蓮を中心に攻める鵬翔は、MF平元亮の絶妙なラストパスから近藤が決定機を迎えるなど熊本学園大付ゴールを脅かした。

 熊本学園大付もMF早野一斗が絡みながら、丁寧なパスワークで前進。そして、MF椿原琉世のスピードや吉村の推進力を活かして攻め返そうとする。だが、鵬翔は前半40分、重満の左CKを近藤がファーポストの外側から頭で決めて1-1。後半2分にも重満のラストパスで抜け出した近藤がGKとの1対1を制して逆転する。

 鵬翔は7分にも宮田のパスから近藤がループシュートで決めて3-1。熊本学園大付も後半開始から投入された長身ボランチのMF濱田悠輝が流れを変えようとする。そして、29分には交代出場のMF坂田亘のゴールで1点差とした。

 その後も同点を目指して攻めた熊本学園大付だったが、鵬翔はその反撃をGK松山隆成中心に凌いで3-2で勝利。近藤は今年の鵬翔の1年生について「層も厚くてみんなしっかりとコミュニケーションを取れている」と語り、宮崎究コーチは「(球蹴U-16リーグの経験が)成長に繋がってくれることを願っている」と期待した。怪我で不在だったFW佐藤颯之介らとのチーム内競争や球蹴U-16リーグでの真剣勝負を経て鵬翔イレブンは成長を遂げる。

(取材・文 吉田太郎)

TOP