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[MOM2858]那覇西DF平敷光琉(1年)_打ち合いの中で左SBが対人の強さ発揮

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那覇西高の左SB平敷光琉は守備力を発揮し、鋭い突破も

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.3 球蹴男児U-16第1節 柳ヶ浦高 3-5 那覇西高 大津町運動公園多目的広場]

 5-3の撃ち合いを制した那覇西高からは左SBの平敷光琉がマン・オブ・ザ・マッチに選出された。

 平敷はヴィクサーレ沖縄時代にCBとして九州大会に出場しているというDF。左SBとしては攻撃参加、カットインからのシュートも得意としているという平敷だが、この日は「自分は守備の立ち位置とか、1対1とかで評価されたと思います」と振り返るように、特に守備面で勝利に貢献した。

 DFの一人として3失点したことを素直に悔しがり、鋭い仕掛けを見せていた攻撃面についても全く満足していなかった。それでも、1対1の守備で相手に突破させなかったことを勝因に挙げ、その点については納得の表情を見せていた。

 平敷は「ジョルディ・アルバのように体力を切らさずにオーバーラップも守備もして、1対1でも勝ち切るような選手になりたいです」とSBとしての理想像を口にする。「沖縄で一番全国に近い。私生活の面でも成長できると思った」という理由で進学した名門・那覇西で全国でも戦える力を身につける意気込みだ。

 今年のインターハイは地元・沖縄で開催される。平敷は「1年からメンバーに入って全国を経験をして、自分たちの代でも全国に出てベスト8、ベスト4を目標にしたい」と宣言。球蹴男児で評価を勝ち取り、1年目からチャンスを掴む。
 
(取材・文 吉田太郎)

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