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札幌、進藤バイシクル&武蔵ヘッドで4連勝!! “VIP”揃わない神戸はビジャ弾守れず5連敗

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北海道コンサドーレ札幌が2-1で勝利

[5.4 J1第10節 札幌2-1神戸 札幌ド]

 J1リーグは4日、第10節を各地で行い、北海道コンサドーレ札幌ヴィッセル神戸に2-1で逆転勝ちした。これでリーグ4連勝。一方の神戸はメンバーに大幅なテコ入れを行ったが、FWダビド・ビジャの得点で奪ったリードを守り切れず5連敗となった。

 ホームの札幌はここまで得点ランキング首位タイのFWアンデルソン・ロペスが前節の磐田戦(○2-1)で負傷し、長期離脱が決定。先発1人を入れ替え、MF荒野拓馬が入った。対する神戸はMFアンドレス・イニエスタとFWルーカス・ポドルスキがメンバー外となり、前節の川崎F戦(●1-2)から5人の入れ替えを敢行した。

 立ち上がりは4-4-2の布陣を採用し、出足の良いボールアプローチを見せる神戸が押し込んだ。前半11分、MF三田啓貴の直接FKは惜しくも枠外。札幌は同12分、人数をかけた攻撃からDF進藤亮佑がペナルティエリアまで攻め上がり、鋭く折り返したが今季初先発のDF宮大樹がブロックした。

 徐々にペースを取り戻した札幌は前半14分、MFチャナティップのスルーパスにFW鈴木武蔵がフリーで抜け出すも、猛スピードで戻ってきたDFダンクレーが阻止。カウンター攻撃を狙う神戸は同40分、FW古橋亨梧のクロスにビジャが合わせたが、わずかにゴールマウスを外れた。

 後半の立ち上がりも札幌が優勢を保ったが、神戸も8分、三田が果敢なドリブル突破から右足でシュートを狙い、4試合ぶりスタメン復帰の勢いを見せつける。すると神戸は同15分、DF西大伍がペナルティエリア内でDF福森晃斗に倒されてPKを獲得。これを同17分、ビジャが落ち着いて決め、今季4得点目を記録した。

 1点ビハインドを負った札幌だったが後半23分、右サイドで得たFKを福森が左足で蹴りこむと、ゴール前でダンクレーのクリアが味方に当たってペナルティエリア内へ。このセカンドボールに進藤が反応し、豪快なバイシクルシュートでネットを揺らした。進藤はここ4試合で3得点目。再び試合が振り出しに戻った。

 さらに後半30分、札幌は右サイドのペナルティエリア角でMF宮澤裕樹がタメを作り、右サイドにはたいて途中出場MF早坂良太が鋭いクロスを配給。これに反応したFW鈴木武蔵が力強いヘディングシュートで叩き込み、瞬く間に逆転に成功した。最後はGKク・ソンユンのビッグセーブもあり、そのままタイムアップ。札幌が豪快な2得点で逆転勝利をおさめた。

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