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怪我から復帰の名古屋MFシャビエルが魅せた!!「最初の診断は3週半かかると言われた」

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怪我明けのシャビエルが流石のプレーをみせた

[5.4 J1第10節 湘南1-1名古屋 BMWス]

 流れるようにボールが回りだした。後半11分、名古屋グランパスはFWジョーに代えて、ベンチメンバーに復帰していたMFガブリエル・シャビエルを投入。シャビエルは同点弾のアシストなど、見せ場十分のプレーを量産した。

 背番号10はやはり風間グランパスの生命線だ。J2を戦っていた2年前の夏以降、名古屋の中心としてプレーするシャビエルだが、筋肉系のトラブルで離脱することが複数回あった。そのたびにチームはバランスを崩し苦しむことが多々あった。

 今季は開幕から先発を続けてきたシャビエルだが、4月20日の磐田戦の後半途中に右もも裏を負傷。途中交代を余儀なくされ、4月28日の広島戦では今季初めてベンチ入りメンバーに入ることが出来なかった。

 シャビエルによると、「最初の診断は3週半かかると言われた」という。ただ今回はメディカルスタッフの懸命の治療の甲斐もあり、1試合の欠場で試合に復帰することが出来た。

 そして見せた流石のパフォーマンス。名古屋が誇る背番号10は、「逆転ゴールが決めきれなかったのは悔しいが、厳しい試合の中でアウェーの勝ち点1は悪くない。次のホームでの勝ち点3に繋げたい」と頭を切り替えていた。

(取材・文 児玉幸洋)
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