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トッテナムがトップ4へ黄信号…2人退場でボーンマスに敗戦、ソン・フンミンら最終節欠場へ

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一発退場となったソン・フンミン

[5.4 プレミアリーグ第37節節 ボーンマス1-0トッテナム]

 トッテナムは4日、プレミアリーグ第37節でボーンマスと対戦し、0-1で敗れた。

 先月30日にホームで行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝の第1戦でアヤックスに0-1で敗れたトッテナム。8日にアウェーでの第2戦を控える中、先発を4人入れ替え、出場停止で欠場したFWソン・フンミン、MFエリック・ダイアー、MFムサ・シソコ、DFトビー・アルデルワイレルトを起用した。

 残り2試合で3位につけるトッテナムは、5位アーセナルと勝ち点4差のため、この試合に勝てば4位以内が確定。来季の欧州CL出場が決まる。

 ボールの主導権を握るトッテナムは前半25分、左サイドのハーフェーライン付近からDFダニー・ローズが前線へロングパス。背後に抜け出したMFルーカス・モウラが右足で狙うが、デビュー戦のGKマーク・トラバーズに阻まれる。さらに33分、左サイドからローズが上げたクロスをMFデレ・アリがヘディングシュート。これも19歳守護神に阻まれ、先制点とはならなかった。

 得点できないイライラもあったのだろうか、トッテナムは前半43分、ソン・フンミンがMFジェフェルソン・レルマを突き飛ばして一発レッドカード。残りの時間を10人で戦うことになり、さらにはソン・フンミンの最終節欠場が決まった。

 マウリシオ・ポチェッティーノ監督は、後半開始から2枚替え。前半に警告を受けていたアルデルワイレルトとダイアーに代え、DFフアン・フォイスとMF
ビクター・ワニアマを送り込んだ。しかし、後半3分にフォイスがDFジャック・シンプソンの膝あたりに危険なスライディングタックル。これにより、レッドカードが提示され、トッテナムは9人となった。

 試合は数的優位のボーンマスが圧倒的に攻め込んだが、クロスの精度を欠くなど、なかなかシュートまで持ち込むことができず、2人多いにも関わらず決定機を作り出せない。それでも後半アディショナルタイム1分だった。左CKからDFナタン・アケがヘディングシュートを叩き込み、ボーンマスが1-0で辛くも勝利をおさめた。

 一方、トッテナムは耐え凌ぐことができず痛恨の2連敗。トップ4入りへ黄色信号がともった。なお、12日に行われる最終節はホームでエバートンと対戦する。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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