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追撃PK直後に悪夢…原口ハノーファー、厳しい残留PO出場条件は? バイエルンは7連覇に前進

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フル出場したMF原口元気

[5.4 ブンデスリーガ第32節 バイエルン3-1ハノーファー]

 ブンデスリーガは4日、第32節を行い、MF原口元気とFW浅野拓磨が所属するハノーファーバイエルンに1-3で敗れた。原口は12試合連続で先発出場。“起用禁止令”の浅野はメンバー外だった。

 自力残留が消滅したハノーファーは残留プレーオフに回る16位を目指すが、シュツットガルトとは勝ち点6差。今節、シュツットガルトよりも獲得ポイントが少なければ降格が決定する状況で首位バイエルンと激突した。

 先手を取ったのはバイエルンだった。前半27分、右サイド深い位置からDFヨシュア・キミッヒが絶妙なクロスを入れると、FWロベルト・レバンドフスキがヘディングシュートでネットを揺らした。40分にもMFレオン・ゴレツカがミドルシュートで追加点。前半のうちに2-0と突き放した。

 ハノーファーは後半開始早々にチャンスを獲得する。後半3分、MFリントン・マイナのクロスがDFジェローム・ボアテングの手に当たると、VARの末、ハノーファーにPKが与えられた。キッカーのFWジョナタスが右足でゴール右下に沈め、1点差に詰め寄った。

 追い上げムードも、喜びは束の間だった。後半10分、PKを決めたジョナタスが2枚目の警告で退場。残り時間を10人で戦うことになった。後半39分にはMFフランク・リベリがダメ押しゴール。3-1で勝利したバイエルンは7連覇に前進した。

 他会場でシュツットガルトが敗れたため、ハノーファーは今節の降格決定を回避した。ただし、ポイント差は変わらず、2試合を残して6差。残留プレーオフに回る条件はハノーファーの2連勝、シュツットガルトの2連敗が絶対条件。さらに、この条件で17位ニュルンベルクが2連勝すれば、ニュルンベルクが16位に滑り込む。ハノーファーは次節、引き分け以下に終わった時点で降格が決定する。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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