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伏兵オリギが値千金V弾!リバプールが優勝に望みつなぐもサラーが負傷交代

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FWディボック・オリギが決勝点

[5.4 プレミアリーグ第37節 ニューカッスル2-3リバプール]

 リバプールは4日、プレミアリーグ第37節でFW武藤嘉紀の所属するニューカッスルと対戦し、3-2で勝利。優勝に望みをつなげた。12日に行われる最終節はホームでウォルバーハンプトンと対戦する。

 1日に行われたバルセロナとのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第1戦を0-3で落としたリバプール。7日にホームでの第2戦を控える中、スタメンを4人入れ替え、DFデヤン・ロブレンとDFトレント・アレクサンダー・アーノルド、MFジョーダン・ヘンダーソン、FWダニエル・スターリッジを起用した。

 首位マンチェスター・シティと勝ち点1差で2位のリバプールは、自力優勝の可能性がなく、シティのつまずきを願うしかない状況。まずは勝って望みをつなぎたいところ。前半13分、右CKからアレクサンダー・アーノルドがクロスを入れると、フリーで飛び込んだDFフィルヒル・ファン・ダイクが頭で合わせて先制点。幸先よくスコアを動かした。

 しかし、古巣対決となるラファエル・ベニテス監督が率いるニューカッスルが、ホーム最終で気合の入ったプレーを披露。前半20分、PA左からMFマット・リッチーが折り返したボールをFWサロモン・ロンドンが左足で合わせる。これはライン上でアレクサンダー・アーノルドにブロックされたが、こぼれ球をMFクリスティアン・アツが押し込んで同点に追いついた。

 勝ち点を取りこぼすわけにはいかないリバプール。前半26分にFWアジョセ・ペレスのシュートが右ポストを叩くシーンもあったが、28分に勝ち越しに成功する。右サイドでスローインのリターンを受けたアレクサンダー・アーノルドが右足でクロスを供給。これをFWモハメド・サラーが右足でゴール左に流し込み、2-1で前半を終えた。

 右CKを獲得したニューカッスルは後半9分、キッカーのMFキ・ソンヨンがゴール前に蹴り込むと、相手のクリアボールをDFハビエル・マンキージョが頭でつなぎ、ロンドンが左足ダイレクトボレーをゴール右隅に突き刺して2-2。粘り強くリバプールに食らいついた。

 勝ち越したいリバプールは後半21分、MFジョルジニオ・ワイナルドゥムを下げてMFジェルダン・シャキリを投入。しかし、後半23分にアクシデント発生。アレクサンダー・アーノルドがゴール前に入れたボールに競り合ったサラーがGKマルティン・ドゥーブラフカとの接触でピッチに倒れ込んでしまう。脳震盪の疑いがあり、FWディボック・オリギとの交代を余儀なくされた。

 それでもリバプールは後半41分、右サイドで獲得したFKからシャキリがクロスを入れると、途中出場のオリギがヘディングシュートを決めて3-2。伏兵の値千金ゴールでリバプールが競り勝ち、勝ち点94に伸ばした。

 なお、ベンチスタートの武藤は後半アディショナルタイム1分から途中出場している。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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