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史上初の偉業は目前…柴崎所属ヘタフェがCL争いを大きくリード

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ヘタフェの好調に対して苦境が続くMF柴崎岳

 リーガ・エスパニョーラは5日、第36節が終了した。来季の欧州チャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権争いではMF柴崎岳所属のヘタフェが一歩リード。バルセロナ、ビジャレアルとの2試合を1勝1分以上で終えれば、創設36年目で初の偉業の手が届く。

 リーガ・エスパニョーラは4位以内が来季の欧州CLに出場できるというレギュレーション。すでに2連覇を果たしたバルセロナを筆頭に、アトレティコ・マドリー、レアル・マドリーの“三強”が3位以内を確定させており、その他で残り1枠を争っている。

 そこで4位に立っているのが欧州CL未経験のヘタフェだ。5日はホームでジローナと対戦。柴崎は5試合ぶりにベンチ入りメンバーを外れたが、前半16分にFWホルヘ・モリーナのゴールで先制すると、相手が一人少なくなった後半にも1点を追加し、2-0で勝利した。

 ベンチ入り停止処分のためジローナ戦をスタンドで観戦したホセ・ボルダラス監督は、CL出場権争いについて「歴史的であり、魅力的で、そして名誉だ」とコメント。「スペインのようなリーグでヘタフェがCL圏内にいることは重要な喜びだ。皆を祝福し、全てを誇りに思い、そして感謝する。これは通過点だ」と述べている。

 ライバルとなるのは欧州カップ常連のバレンシアセビージャだ。前節終了時点でヘタフェと勝ち点で並んでいたセビージャはレガネスに0-3で完敗し、6位に転落。6位だったバレンシアは最下位ウエスカに6-2で勝って5位に浮上し、ともにヘタフェを勝ち点3差で追う。

 シーズンは残り2試合。ヘタフェは1勝1分以上の成績を残せば、自力での欧州CL出場権を得られる。2007-08シーズンと10-11シーズンにはUEFAカップ、UEFAヨーロッパリーグ(EL)に出場し、07-08シーズンには準優勝に輝いた実績を持つが、欧州最高峰の舞台に出れば創設以来初の偉業となる。

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