マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドで、英『スカイ・スポーツ』の解説者として活躍するガリー・ネビル氏は、リバプールには替えのきかない選手が5人いると考えている。英『メトロ』が伝えている。

　現在プレミアリーグでマンチェスター・シティと優勝を争い、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)で2年連続ベスト4入りを果たしたリバプール。ネビル氏は「この中の誰かが長期離脱したら、リバプールは苦しむことになる」として5人の“キーマン”の名前を挙げた。

「サラー、フィルミーノ、マネはずっと試合に出ている。ファン・ダイクとアリソンもだ。この5人はリバプールでも替えのきかない選手だと思うよ」

　“欧州最高の3トップ”とも評されているサラーとマネ、フィルミーノ。サラーはここまで22ゴールを挙げており、2年連続となる得点王に近づいている。さらにマネも20ゴールを記録し、最終節の結果次第では得点王の可能性もある。一方、フィルミーノは12得点と2人ほどではないが、前線でのポストプレー、スペースを作り出す動きなどチームに貢献。2人が輝けるのもフィルミーノのおかげという声も少なくない。

　守備の要、ファン・ダイクは強靭的なフィジカル、空中戦での強さ、鋭い読みが持ち味で、“世界最高のDF”と呼ばれている。さらに守護神アリソンは、ファン・ダイクらとともに、ここまで20回のクリーンシート(無失点試合)を達成。今季プレミアリーグ最少失点タイの22失点にとどめている。

　さらにネビル氏は「リバプールのベンチには、スターリッジやララナ、オリギといったすばらしい選手も控えている。途中から入ってきて、試合を活気づかせる存在だ。リバプールのクオリティはすばらしい。彼らは試合が終わるまでずっとそれを保ちつづけるんだ。試合後の選手たちを見て、全力を尽くしていないと考えてる人はいないだろう」と絶賛している。

　なお、バルセロナとのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第1戦を0-3で落としたリバプールは、7日に行われるホームでの第2戦でサラーとフィルミーノが欠場する予定。さらにファン・ダイクも前日練習を欠場している。

---

●プレミアリーグ2018-19特集
●吉田、武藤の試合も!!“初月無料”DAZNでライブ配信中