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ガットゥーゾ、ミランの5位浮上に喜ぶもバカヨコに苦言「優先すべきはエゴでない」

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ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督(左)がMFティエムエ・バカヨコに苦言

 ミランの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾは、6日のボローニャ戦終了後、イタリア『スカイスポーツ』のインタビューに応じた。勝利を喜ぶとともに、問題行動を見せたMFティエムエ・バカヨコについて言及した。

 ミランは6日、セリエA 第35節においてホームでボローニャと対戦すると、FWスソらの得点により2-1とリーグ戦3試合ぶりの勝利を収め、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)圏内の4位アタランタと3ポイント差となる5位へ浮上した。

「この3ポイントは重要だ。今朝は暫定7位だったが、今はCL圏内まであと3ポイントの位置につけている。チームは奮闘してくれた。全員を褒めたい。ミランがCLにふさわしいチームであるかどうかは、他の人の判断に委ねたい。また今日、我々を支えてくれた5万人のファンを称えたい」

「ピッチでは、情熱と献身性が必要だ。私自身は、別の惑星からやって来たような選手たちと一緒にプレーしていたが、トレーニングを積むことで上手くなれた。私の中で炎が燃えていたんだ。今は他の話に時間を取られることが多いが、ピッチでのプレーを改善することを考えなければならない」

 続いてガットゥーゾは、途中出場をめぐって指揮官の決断に不満を示し、暴言を吐いたバカヨコについて言及した。

「バカヨコにはウォーミングアップをしてピッチに入るように伝えたが、時間が少々かかりすぎたのでホセ・マウリを起用した。今、優先すべきなのは、ガットゥーゾや選手たちのエゴではない。栄光のユニフォームに袖を通しているのであり、ふさわしい行いをするべきだ。バカヨコを7~8分待ったが、まだすね当てをつけていなかったので、私は決断を下した」

「私には何を言っても構わないが、ロッカールームへの敬意を忘れないことが重要だ。学校のようにシーズン終了後に振る舞いの評価を下すが、今、優先すべきはピッチだ。私のことを侮辱しても良いが、あとで小部屋でじっくり話し合うことになる。こういったことはロッカールーム内におさめておきたい。テレビでは無理だが、好きな言葉を使って話すことができるのでね」

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