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久々弾のL・ダミアン、フッキとの“ロンドン組対決”は「激しく来るなよと…」

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2か月ぶりの得点を挙げた川崎フロンターレFWレアンドロ・ダミアン

[5.7 ACLグループH第5節 川崎F2-2上海上港 等々力]

 川崎フロンターレFWレアンドロ・ダミアンは0-1で迎えた前半13分、MF齋藤学との細かいパスワークでゴール前に顔を出すと、右足シュートで同点弾を叩き込んだ。「フィットすることが一番大切」。新天地のスタイルを体現するかのようなゴールには手応えものぞかせた。

 2012年のロンドン五輪で得点王を獲得したL・ダミアンは今季から川崎Fに加入。開幕前に行われた富士ゼロックススーパー杯で鮮烈なデビューを飾ったものの、その後はポゼッション志向のチームになかなか適応しきれず、満足とはほど遠いシーズン序盤を送っていた。

 ただ、連覇王者に加わってきた以上、合わせるべくは自分。「初めて来日して、川崎のスタイルは下でボールを受けるスタイルなので、そこはリスペクトしないといけない。チームのスタイルにフィットしないといけない」。そうしたメンタリティーを持ち続け、鬼木達監督からの要求に応えるべくトレーニングを続けてきたという。

 これまでの得点パターンはシンプルなボールをシュートに持ち込み、個人技で勝負を決めるものが多かったが、この日はシュートまでの過程にも関与した。「パスをうまく回せたし、学からボールを戻してもらって、いい状態でシュートをできた」。試合後の取材では手応えも口にした。

 試合中にはロンドン五輪でチームメートだったFWフッキとの競り合いでも会場を沸かせた。「普通に会話をしていて、そんなに激しく来るなよと言っていたけど、激しくきていたね」。自身がイエローカードをもらう場面もあったが、「ピッチ外ではいつもどおり仲良くしている。いい人間だし、いい選手」と充実のひと時を過ごしたようだ。

 とはいえ、引き分けという結果には満足していない。「リードしている時間にあのような失点をしてしまい、残念ながらドローに終わってしまった。シドニーFC戦ではやるべきことをやって結果を出したい」。3月10日のJ1第3節横浜FM戦以来、約2か月ぶりにゴールを破った助っ人は突破のかかる一戦に闘志を燃やした。

(取材・文 竹内達也)
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