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ゼリー摂取→ゴール奪取も…“断食中”アヤックスMF「敗退は自分のせい」

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うなだれるアヤックスMFハキム・ジイェク

 アヤックスMFハキム・ジイェクは8日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝トッテナム戦の試合後、フラッシュインタビューに応じ、「何が起きたのか分からない。言葉が出ない」と語った。

 モロッコ代表のジイェクは1-0で迎えた前半35分、MFドゥサン・タディッチの折り返しにダイレクトで合わせ、鋭い左足シュートをゴール右隅に突き刺した。これで合計スコアは3-0。勝利は決定づけられたはずだった。

 だが、後半に入って劣勢が続くと、MFルーカス・モウラに立て続けに2点を決められて1点差。後半34分にはジイェクのシュートが左ポストを叩き、追加点を奪えずにいると、最後の最後で再びL・モウラにゴールを奪われ、土壇場での逆転負けを喫した。

 イギリス『ザ・サン』によると、イスラム教徒のジイェクは現在、ラマダーンによる断食期間中。試合前に飲食を避けていたため、日没後の前半22分ごろにゼリー状の栄養分を摂取し、その約10分後にゴールを奪うことに成功したが、最後は力尽きてしまった。

 試合後、「少なくとも1つはチャンスを決めるべきだった」と振り返ったジィエクは「もしそうしていれば全てが終わっていたはず」「この結果は自分のせいだ」と自身の責任を指摘。「いま失望している」と心境を述べている。

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