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感無量のポチェッティーノ「今日は私が選手から多くを学んだ」

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喜びを語るマウリシオ・ポチェッティーノ監督

[5.8 欧州CL準決勝第2戦 アヤックス2-3トッテナム]

 トッテナム(イングランド)は8日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第2戦でアヤックス(オランダ)の本拠地に乗り込み、3-2で逆転勝利を収めた。2試合合計3-3となり、アウェーゴール差でクラブ史上初のファイナル進出。マウリシオ・ポチェッティーノ監督は試合後、涙を流して選手たちを称賛したようだ。英『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 4月30日にホームで行われた第1戦を0-1で落としたトッテナムは、第2戦で前半のうちに2失点。合計スコア0-3と敗退の危機に追い込まれたが、FWルーカス・モウラのハットトリックによって土壇場で形成を逆転させ、見事に決勝への切符をつかんだ。

 同紙によると、ポチェッティーノ監督は試合後に20分以上、ピッチ上で選手たちに直接ねぎらいの言葉をかけたという。

「これは私の人生の中でも最も重要な日の1つだ。自分の気持ちをどう言い表わせばいいのか分からない」

「以前、選手たちのことをヒーローだと呼んだことがある。今は彼らをスーパーヒーローと呼びたい。最も言いたい大切なことは、選手たちへの『おめでとう』という言葉だ。彼らは自分たちのサッカーを貫いてくれた」

「この5年間、選手たちには多くを要求した。彼らのベストを引き出すためにだ。今日は私が彼らから多くを学んだ。彼らこそ最高の教師だ。心から感謝している」

 ポチェッティーノ監督が就任したのは2014-15シーズン。5年目を迎え、ついにタイトル獲得へあと一歩のところまで来た。決勝は6月1日にマドリードで開催され、同じプレミアリーグのリバプール(イングランド)と対決する。

 指揮官は「最後のチャプターまでもう一息だ。もし勝利をつかみ取ることができれば、それは素晴らしいものになるだろう」と優勝に意欲を燃やした。

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