beacon

チェルシーがPK戦死闘制す! EL決勝もプレミア対決に…長谷部は同点弾演出も4強で散る

このエントリーをはてなブックマークに追加

DFセサル・アスピリクエタがガッツポーズ

[5.9 EL準決勝第2戦 チェルシー1-1 PK4-3フランクフルト]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)は9日、準決勝第2戦を行い、MF長谷部誠所属のフランクフルト(ドイツ)は敵地でチェルシー(イングランド)と対戦した。1-1、2試合合計2-2で90分では決着がつかず、延長戦の末にPK戦に突入。PK4-3で勝利したチェルシーが決勝進出を決めた。長谷部はボランチの一角でフル出場した。

 ホームのチェルシーは前半25分、MFウィリアンが左FKを蹴り込み、DFダビド・ルイスがヘディングで合わせたが、コースを読んで動いた長谷部がゴールライン上でスーパークリア。それでも28分、アザールのキープから裏に抜け出したMFルベン・ロフタス・チークがエリア内に侵入。GKとの1対1を制し、角度のない位置から右足でファーサイドのネットを揺らした。

 それでも、フランクフルトは立ち上がりの隙を見逃さなかった。後半4分、長谷部がフィードを蹴り入れ、FWルカ・ヨビッチが胸トラップで落とすと、スルーパスでDFの間を抜け出したヨヴィッチはGKとの1対1を制し、右足ダイレクトでネットを揺らした。1-1、2試合合計2-2に追いつくと、90分で決着はつかず、延長戦に突入した。

 延長前半10分にはフランクフルトが決定機を迎える。ドリブルで持ち上がってPA内左に侵入したMFフィリプ・コスティッチがクロスを入れ、FWセバスチャン・アレが左足で合わせると、バウンドしたボールにGKは反応できず。シュートはゴール左下隅に決まったかと思われたが、急いで戻ったD・ルイスが右足脛に当てて間一髪のスーパークリアで凌いだ。

 延長前半アディショナルタイムにも右CKからアレがヘッドで合わせる決定機を迎えたが、DFダビデ・ザッパコスタがヘッドで跳ね返した。延長後半もゴールは生まれず、120分間の死闘を終えてPK戦へ。チェルシーは2人目が失敗すると、フランクフルトは4人目、5人目が連続で失敗。後攻のチェルシーは5人目のMFエデン・アザールが冷静に決め、PK4-3で勝利した。2012-13シーズン以来、6シーズンぶりの決勝進出。ファイナルはアーセナルとのプレミア対決に決定した。

●ヨーロッパリーグ(EL)18-19特集
●注目試合をチェック!!“初月無料”DAZNでライブ配信中

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP