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サッリの姿がない…チェルシー指揮官が円陣に加わらなかった理由

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PK戦を制して決勝に駒を進めたチェルシー

 チェルシーを率いるマウリツィオ・サッリ監督が円陣に加わらなかった。その理由は“ゲン担ぎ”のためだという。

 9日、チェルシーはヨーロッパリーグ(EL)準決勝第2戦でフランクフルトと対戦。敵地で1-1と引き分け、ホームに戻ってきたチェルシーは前半28分にMFルベン・ロフタス・チークが先制点を決めるが、後半開始早々に追いつかれてしまう。試合は2戦合計2-2のまま延長戦でも勝敗が決まらず、PK戦に突入した。

 直前に選手、スタッフが円陣を組んで気合を入れたが、その輪にサッリ監督は加わらなかった。「延長戦とPK戦の前、円陣に加わらなかったのはゲンを担いだんだ。選手への指示はアシスタントに伝えたよ」と、理由を説明した。

 PK戦では、後攻のチェルシー2番手のDFセサル・アスピリクエタがGKケビン・トラップに止められてしまうが、GKケパ・アリサバラがフランクフルト4番手のDFマルティン・ヒンテレッガーと、5番手のFWゴンサロ・パシエンシアのシュートを連続ストップ。最後にMFエデン・アザールが落ち着いて決め、PK4-3で決勝進出を決めた。

「ゲンを担ぐためにラスト2本のPKは見なかった」と微笑んだサッリ監督は、「3か月前の危機から這い上がってきた。我々は、今シーズンはトロフィーを取るに値するチームだよ」と胸を張った。

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