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チェルシー戦で奮闘の長谷部誠に伊からも称賛「彼は三位一体の神」

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声を張るMF長谷部誠

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝第2戦チェルシーvsフランクフルトが9日に行われ、イタリアメディアは、中盤のアンカーとして出場したMF長谷部誠を高く評価した。

 フランクフルトはEL準決勝セカンドレグでチェルシーと対戦。ファーストレグを1-1で終えていたが、セカンドレグも120分を1-1で終え、勝敗はPK戦に委ねられた。だがフランクフルトはチェルシーの守護神ケパ・アリサバラガに2本をストップされ、3-4と敗れて決勝進出を逃した。

 長谷部は、24分にダヴィド・ルイスのヘディングをライン際でクリアしたほか、49分の同点弾の起点となるなど奮闘し、高く評価されている。『FOXスポーツ』イタリア版は、長谷部に対し、チーム内最高点の「7」を得たFWルカ・ヨヴィッチに次ぐ、「6.5」の高評価を与えている。

「非常に中身のあるパフォーマンスだった。この青年の強みは、ユーティリティ性のほか、あらゆる試合の状況に上手く対応できる能力を持っていることだろう。彼はまたしても、中盤のアンカーとしてレベルの高いパフォーマンスを披露して見せた」

「インテンシティに加え、足元の技術もまずまずで、チームを危険にさらしたのは、パスに失敗してチェルシーのカウンターを招いたときだけだろう。それでも前半、(セサル)アスピリクエタに合わせたD・ルイスのヘディングをクリアし、ほぼ完全なゴールを防ぎ、非常に複雑な状況から救ったことも確かだ」

 一方、『トゥット・メルカートウェブ』は、ヨヴィッチおよび守護神のケヴィン・トラップに並ぶ「7」の最高評価をつけている。「彼は三位一体の神だ。日本人選手はどんな状況であれ、常にあらゆる場所に出没した。前半にはチェルシーのゴールを阻止したほか、きらめくようなパスを送り、同点弾を演出した」と称えた。

 また『ユーロスポーツ』イタリア版も長谷部に及第点となる「6」の評価を下している。「優雅さよりも具体性を求めた。ミスもあったが、1センチすらあきらめないという気迫があった」と綴られている。
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