beacon

J1ベストゴールは“史上空前”5人抜き弾!! レオ・シルバ「永遠の記憶として残る」

このエントリーをはてなブックマークに追加

鹿島MFレオ・シルバ

 Jリーグは10日、各月のリーグ戦において最も優れたゴールを表彰する『月間ベストゴール』の4月度受賞ゴールを発表した。J1リーグでは鹿島アントラーズのMFレオ・シルバが第6節・名古屋戦の後半36分に記録した勝ち越しゴールが選出。相手守備陣5人をドリブルで抜き去るという衝撃のスーパーゴールだった。

 レオ・シルバは4月5日に行われた名古屋戦の後半36分、ハーフウェーライン付近からスルスルと持ち上がると、5人の相手選手を抜き去ってPA内に侵入。最後はしっかりGKの動きを見て、落ち着いたシュートを流し込んだ。この日は長男ヴィートルくんの11歳の誕生日。父として素晴らしいプレゼントを贈った。

 選考委員の福西崇史氏は「圧巻のドリブルシュート。スピードが上がっても乱れないボールコントロールと冷静なシュートのテクニック」を絶賛。北條聡委員は「衝撃の単騎突撃。ド真ん中から斬り込み、5人ぶち抜き。J史上空前のゴールか」と称えた。

 レオ・シルバは受賞に際してコメントを発表。「このゴールが生まれるために協力をしてくれたチームメイト全員と、月間ベストゴールに選んでくれた方々へ感謝したいです。間違いなく、このゴールは自分自身、家族、サポーター、サッカーを愛する人々の心に永遠の記憶として残るだろうと思います。心から感謝しています、ありがとうございました」と述べた。

 なお、鹿島は2月・3月度のベストゴール賞に輝いたFW伊藤翔に続いてクラブ所属選手が2か月連続受賞となった。

 またJ2リーグからはファジアーノ岡山のFW仲間隼斗が4月20日の第10節・徳島戦の後半30分に決めたゴールが選出。持ち味の裏抜けが評価された仲間は「こうやって受賞できたのは、チームで積み重ねてきた練習の成果だと思うので、チームメイトに感謝しています。これからもチームとして勝利を重ねられるように、そしてまたこのような賞をいただけるように、練習から全員で頑張っていきたいと思います」と振り返った。

 J3リーグからはロアッソ熊本のMF高瀬優孝が4月28日の第7節・沼津戦の前半3分に決めたゴールが選出。美しいFKを直接叩き込んだ高瀬は「今まで直接フリーキックを決めた事が記憶になく、自分が一番驚いています。そんな自分があのようなゴールを決めることができたのも、ボールにチームメイトやサポーターの勝ちたいという強い想いが込められたからだと思います。そして結果的にチームの勝利に貢献できた事を嬉しく思います。この賞に恥じぬように、これからもサッカーと向き合い、日々精進していきたいです!」とコメントしている。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2019シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP