トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンのプレミアリーグ3試合の出場停止が確定した。英『フットボール・ロンドン』が伝えている。

　ソン・フンミンは4日に敵地で行われたプレミア第37節ボーンマス戦(0-1)に先発出場。前半44分に相手のMFジェフェルソン・レルマを突き飛ばしてレッドカードを受け、イングランドサッカー協会(FA)から3試合の出場停止処分を科されていた。また、後半3分に一発退場を命じられたDFフアン・フォイスも同様の処分を受けている。

　トッテナムは2人に対する処分が重すぎると控訴したが、最終的に受け入れられなかったようだ。マウリシオ・ポチェッティーノ監督は最終節のエバートン戦に向けた記者会見で「我々は控訴したが、結局は何も変わっていない。我々はFAの決定に影響を与えることができなかった」と明かしている。そして「何が起こったのか私には分からない」とし、「クレイジーだ」と不満を示した。

　ソン・フンミンは今季リーグ戦で23試合に出場し、エースのFWハリー・ケインに次ぐ12得点を記録。6月1日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝の出場は問題ないが、トップ4入りが懸かる今月12日の最終節エバートン戦、そして来季の開幕2試合を欠場することになった。

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