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バルサ撃破の“奇跡”はタイトルよりも価値がある?クロップ「クラブにとって大きな宝」

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プレミアリーグ最終節に臨むユルゲン・クロップ監督

 リバプールは12日、ウォルバーハンプトンとのリーグ最終節を迎える。

 マンチェスター・シティが勝ち点3を奪取するとその時点でリバプールのリーグ優勝がついえるという状況ではあるが、リバプールのユルゲン・クロップ監督は今季の戦いぶりは出色の出来だったと会見で述べている。

「今季は素晴らしい瞬間、素晴らしい戦いばかりだった。だがバルセロナとの戦いはやはり特別だったかもしれないね。自分たちの世界をしっかり描くことができた。これがリバプールだと証明することができた」

「アンフィールドではあらゆることが可能となる。そしてそれはこのクラブが地元のみんなから愛されているから成し遂げられるんだ」

 クロップ監督は「我々はシャーレ(優勝皿)を掲げるためにここまで奮闘してきたが、何物にも代えがたい美しい勝利があった。これはクラブにとって間違いなく大きな宝だ。それは見方によっては、シャーレを手にするよりも重要なものだったかもしれないね」と発言。UEFAチャンピオンズリーグ準決勝、バルセロナ戦では3点ビハインドをひっくり返し、2戦合計4-3で決勝進出を決めた準決勝第2戦が“会心”の試合だったと振り返っている。

 リーグ優勝の可能性については、シティがリーグ戦最終節で勝ち点を取りこぼすことが前提となる。それでもクロップ監督はリーグ最終節について「自分ができることはほぼやり尽くしている。先週はフットボール界で大きなミラクルが数多く起こった。そして、それは次の週まで続いてもらいたいね」と続け、2週連続のミラクルに期待を寄せている。

 プレミアリーグ第38節は日本時間12日23時、全カード一斉キックオフとなる。

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