ベルギー代表MFユーリ・ティーレマンスは、半年でイングランドからフランスに戻る可能性が高いようだ。

　ティーレマンスはリーグ・アンで残留争いを展開しているモナコから、今季限りの短期レンタルでプレミアリーグのレスター・シティへ移籍。レスターでは12試合3得点5アシストと、イングランドでいきなり結果を残したことから、そのまま完全移籍でレスターが買い取るのではないかという報道もあった。

　だが母国ベルギーの『VTMNieuws』によると、ティーレマンスはモナコへのレンタルバックを希望しており、レスターに留まる意思はないという。その一方でレスターでの活躍を受け、ティーレマンスには保有権を持つモナコに戻ったあと、すぐさまビッグクラブへステップアップするのではないかという見方もある。

　今季モナコはレオナルド・ジャルディム体制で低迷し、ティエリ・アンリ氏を招いたものの状況は好転せず、わずか104日でアンリ氏は更迭される憂き目に。その後、ジャルディム監督が指揮官として復帰し、現在はリーグ戦36試合を消化して勝ち点33、17位に付けている。

　果たしてティーレマンスは来季どのチームでプレーしているのか。1部残留を果たした場合はモナコに戻るのか、それとも他国のビッグクラブへ再移籍するのか、ひとまずはモナコの今季最終順位次第でその動向は大きく変わることになりそうだ。

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