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久保建英が豪快決勝弾!! 首位・FC東京、公式戦6試合連続完封で無敗継続

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決勝点を記録したFC東京MF久保建英

[5.12 J1第11節 FC東京1-0磐田 味スタ]

 J1は12日に第11節を開催し、味の素スタジアムでは無敗で首位のFC東京(7勝3分)と14位のジュビロ磐田(2勝3分5敗)が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半39分にMF久保建英が決勝点を奪い、FC東京が1-0の完封勝利を収めた。

 公式戦5試合連続完封中のFC東京だが、累積警告でリーグ戦では初めてMF高萩洋次郎を欠くことに。5月4日のJ1第10節G大阪戦(△0-0)から先発を3人入れ替え、MF大森晃太郎、DF渡辺剛、DF室屋成らを先発起用し、高萩の抜けたボランチにはMF東慶悟が起用された。一方、磐田は第10節浦和戦(○1-0)で決勝点を奪ったFWロドリゲスが母親の逝去のために一時帰国しており、ロドリゲスに代わってFW中山仁斗がスターティングメンバ―に名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半4分、DF森重真人の浮き球のパスからFW永井謙佑が左足シュートを狙い、同12分にはMF小川大貴が強烈なミドルシュートを枠内に飛ばすなど、序盤から両チームともに積極的にゴールを狙う。その後はFC東京がボールを保持する時間帯が長くなったもののの、磐田が体を張った守備で決定機を作らせず。同36分には磐田がカウンターを発動させてゴールに迫ったが、MF山田大記のパスからPA内に走り込んだMFアダイウトンのシュートは相手選手にブロックされてしまった。

 0-0のまま後半を迎えてもスコアが動かずに試合が進むと、FC東京ベンチが動き、同16分に永井に代えて今季リーグ戦初出場となるFW矢島輝一、同24分に大森に代えてFWナ・サンホをピッチへと送り込む。磐田ベンチも同27分に動いてMF上原力也に代えてMF荒木大吾を投入して状況を打開しようと試みる。さらに同32分にはMF松本昌也に代えてFW大久保嘉人、同36分にはFW中山仁斗に代えて最後のカードとなるFW小川航基が投入される。

 すると、終盤に試合が動く。後半38分にDF太田宏介のCKから放った森重のヘディングシュートがGKカミンスキーの好セーブに遭うも、同39分にCKのこぼれ球に反応した久保が左足ダイレクトで豪快にネットを揺らし、FC東京が1-0の完封勝利を収めた。今季初得点を記録した久保は、FC東京ではリーグ戦初ゴール。公式戦6試合連続完封で勝ち点3を上積みしたFC東京はリーグ戦無敗を継続している。

(取材・文 折戸岳彦)
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