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「瞬時に考えた」鹿島セルジーニョは即興の芸術ボレー弾

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決勝点を挙げた鹿島FWセルジーニョ

[5.12 J1第11節 神戸0-1鹿島 ノエスタ]

 鹿島アントラーズは12日、J1第11節でヴィッセル神戸の本拠地に乗り込み、1-0の勝利を収めた。決勝スコアラーのFWセルジーニョが試合後のフラッシュインタビューで得点シーンを振り返っている。

 セルジーニョは前半17分に左サイドのMF白崎凌兵からのロングパスに反応。DF三原雅俊の背後を取ってPA内中央に飛び出し、右足の華麗なボレーをゴール左に決めた。

「ちょうど白崎選手がボールを持った瞬間に動き出して、そのタイミングで目が合ったので『来るな』と思った」

 ラストパスを予測したフリーランニングだったと明かすセルジーニョだったが、フィニッシュのシーンは即興的なものだったようだ。

「あのボールをコントロールしたらディフェンスが寄せてくると瞬時に考えたので、ダイレクトでシュートを打つことを決めました」

 セルジーニョの今季初ゴールでチームは2連勝を飾り、8位から暫定5位に浮上。ブラジル人FWは「みんなでホーム、アウェーを問わず、勝ち点を取りに行くんだという強い精神でやっていた」と話し、「そういう姿勢やパフォーマンスを示すことができたので、非常に嬉しく思います」と喜んだ。

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