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1人退場のマルセイユはホームでリヨンに完敗、EL出場の可能性が消滅…酒井宏はフル出場

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マルセイユはホームで完敗

[5.12 リーグアン第36節 マルセイユ0-3リヨン]

 フランス・リーグアンは12日に第36節を行った。DF酒井宏樹が所属するマルセイユはホームでリヨンと対戦し、0-3で敗戦。2試合を残してヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の4位進出は不可能となった。酒井は右サイドバックとしてフル出場している。

 勝利から3試合遠ざかっているマルセイユは、今節開始時点で5位モンペリエと同勝ち点55の6位に位置していた。EL出場圏内の4位サンテティエンヌとは3試合を残して勝ち点7差。今節の勝ち点奪取が絶対条件となっていた。

 最前線のFWマリオ・バロテッリを中心に攻撃を仕掛けるマルセイユだが、高い攻撃力を持つリヨンに先制を許す。リヨンは前半24分、MFホッセム・オーアルが中盤からシュートを放つと、PA内のFWマックスウェル・コルネがトラップ。コルネはマルセイユの守備陣のマークを跳ね除け、酒井のスライディングタックルを浴びる前にシュートをゴールに突き刺した。

 マルセイユは後半開始から右サイドの要であるMFフロリアン・トバンを投入し、打開を図る。後半4分にはトバンからパスを受けた酒井がPA右に進入。相手GKと交錯しながらクロスを上げるも、PA中央のバロテッリには合わなかった。

 しかしマルセイユはさらに劣勢へ。後半22分にはDFチャレタ・ツァルが相手の決定機阻止により一発退場。追いかける展開の中、数的不利の状態となった。

 マルセイユは後半30分に痛恨の2失点目。途中出場のFWムサ・デンベレにPA左へと進入されると、カットインから右足シュートを決められた。さらに同41分にはカウンターからダメ押し被弾。コルネにゴールネットを揺らされ、0-3とリードを大きく離された。

 試合はそのまま0-3で終了し、マルセイユは完敗。ホームでの惨敗にサポーターは試合途中で帰る姿も見られた。この試合の結果、6位マルセイユ(勝ち点55)は残り2試合で4位サンテティエンヌ(勝ち点62)との勝ち点7差を埋めることができず、EL出場の可能性が消滅した。

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