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メルボルン退団示唆の本田圭佑「譲歩しながら、いい移籍先を」

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自身の去就を語るMF本田圭佑

[5.12 FS シドニーFC 6-1 メルボルンV]

 MF本田圭佑が所属するメルボルン・ビクトリーは12日、オーストラリア・Aリーグのファイナルシリーズ準決勝を行い、シドニーFCに1-6で敗戦。本田はフル出場。有料メルマガ『CHANGE THE WORLD』では、試合後のインタビューを伝えている。

 試合はシドニーFCの圧勝となった。前半3分に先制されると、同43分にもゴールを決められ、メルボルンは0-2とリードを許す。後半に入ってもシドニーFCの勢いは止まらず、後半43分までに5失点。しかし同アディショナルタイムに本田が起点となった一矢報いた。

 後半アディショナルタイム1分過ぎ、本田は左サイドから相手のマークをかわして左足クロス。ゴール前のFWオラ・トイボネンにピンポイントで入り、ヘディングシュートがゴールを揺らした。

 本田は1点を返したことについて、「一矢報いたレベルに入らないですけど、結果に関係なく、やる気がないようなプレーというのは、最後までファンに見せたくなかったから」と振り返る。「絶対に勝てないというのはわかっていたけど、誠意の問題やと思っていましたね」と試合結果に関係なく、戦う姿勢を最後まで意識していた。

 メルボルンは22日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグ最終節のサンフレッチェ広島戦を残しているものの、Aリーグでの今季の戦いにはピリオドを打った。本田は「負けたことは仕方がないですけど、プレーオフだけじゃなくて、自分はまだ来季も五輪を目指してプレーしなきゃいけない。自分の中で今シーズンの振り返りをしようと思っています」と新たなスタートに向け、すでに気持ちを切り替えている。

 今月3日には『FOXスポーツ』で自身の去就について、「まだ、来シーズンにどこでプレーするかは決めていません」とメルボルン退団も示唆していた。試合後には移籍のタイムリミットにも言及している。

「理想はありますけど、なんだかんだで年齢も年齢で。年俸も高いし。契約内容も複雑やし。スムーズになかなか決まるもんじゃないと理解しているんで。内容に関してはもちろん譲歩しながら、いい移籍先を探せればいいなと思っています」

※有料メルマガ『CHANGE THE WORLD』(https://www.mag2.com/m/0001678906.html)のコメントは許可を得た部分を使用しています。

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