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“育成の大分”から攻撃的CBが誕生! 18歳DF高畑「J1でもやれる感覚大きい」

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大分トリニータDF高畑奎汰

[5.12 J1第11節 湘南0-1大分 BMWス]

 大分トリニータの育成組織からトップチームに昇格したDF高畑奎汰が、プロ1年目で早くも定位置を確保しようとしている。ルヴァン杯で出場機会を積み重ねると、前節鳥栖戦(○2-0)でリーグ初先発。今節の湘南戦では相手のプレッシングを冷静にいなし、難なくプレーする姿が目立っていた。

 高畑は175cm、70kgの18歳。センターバックとしてはそう優位な体格ではないが、3バックの左ストッパーのポジションを任されている。その一方、左利きのDFというのは稀有な武器。持ち味はアグレッシブな攻撃参加とプレースキッカーを任されるほどの左足キックだ。

 反対サイドの右ストッパーを務めるDF岩田智輝は、すくすくと成長を続ける3学年下の後輩について、メンタル面の長所を指摘する。

「全然やれてますよね。何なら良いパフォーマンスをしているし、左からの良い攻撃もあるので頼もしい。気持ちの部分ですごくどっしりしていますよね。緊張しないって言ってるし、『えっ、やるだけでしょ』って感じ。最近はそう思えるようになったけど、僕は1年目はもっと緊張していたので」。

 実際、J1第2節松本戦(●0-1)のリーグデビューからして鮮烈だった。1点ビハインドの終了間際に投入されると、強烈な攻め上がりから大きな決定機を演出。「J1の中でやれないという感覚はなくて、やれているなという感覚は大きい」。そんな言葉どおり、前節の鳥栖戦では質で上回ってのクロスから先制ゴールも導いた。

 そして、湘南戦はリーグ3試合目。選手の中からは「J1リーグで最もプレッシャーの速い相手」という言葉も聞かれ、その評判に違わず立ち上がりから激しいプレッシングを受けたが、「もともと来ると思っていたので想定内」と冷静だった。

 もっとも試合をこなすにつれて、新たな課題も出てきているという。「守備では声かけだったり連携の部分。攻撃では最後のクロスの質。前節では得点に繋がったけど、前半にもチャンスがあったので一発で合わせられるようにならないといけない」。また、この日のプレーにも「もっと奥を見られれば良かった」とさらなる欲ものぞかせた。

「目標はずっとこれからリーグ戦がある中で、もっと試合に絡んでチームに貢献するプレーを続けたい。まずはそこですね」。MF梅崎司、GK西川周作、MF清武弘嗣、MF東慶悟といった日本代表戦士たちを生んだ“育成の大分”から、また新たなホープが現れた。

(取材・文 竹内達也)
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