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“日本語”で会見したU-20代表主将齊藤未月「楽しいゲームが見られると思う」

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公式会見に出席したMF齊藤未月(湘南)

 U-20日本代表は23日にU-20ワールドカップ初戦でU-20エクアドル代表と対戦する。22日、キャプテンのMF齊藤未月(湘南)が公式会見に出席。昨年10月のアジア最終予選ではインターナショナルスクールで磨いた英語で海外メディアの取材に流暢に応じる姿もあったが、スタッフからの指示もあり、会見は“日本語”で受け答えした。

「個人的に世界大会に出場するのは初めてですし、楽しみな部分が僕自身は大きい。いい成績を残したい気持ちがありますが、サッカーの醍醐味は楽しんだチームが勝つことだと思う」

 腕にキャプテンマークを巻き、背中に10番をつけて世界大会の舞台に立つ。立ち上げ以来、チームを統率してきた絶対的リーダーは、予選突破を見据えたゲームコントロールを意識していく。

「W杯なのでひとつの勝ち負けであったり、もしかしたら引き分けというのも大事になってくる。監督とコミュニケーションを試合中にとるのも大事だし、チームとして失点してはいけない状況なのか、攻めた方がいいのかというのは僕が判断するべきなのかなと思います」

 強敵揃いのグループで勝ち点を得るためには試合の流れ、状況を判断することも求められるだろう。U-20エクアドル代表は攻守にA代表選手を擁し、U-20南米選手権を制覇した大会屈指の強豪国。おそらく耐える時間帯が短くはないはずだが、齊藤は「日本らしい戦いを見せたい」と期待を語り、「すごく楽しいゲームが見られると思うので、ぜひ期待してほしいなと思います」と力強く呼びかけた。

(取材・文 佐藤亜希子)

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