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初戦まであと3日…U-20日本代表が調整、原大智「気持ちを込めて戦う」

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2トップの一角でプレーするFW原大智(FC東京)

 U-20日本代表は23日にU-20ワールドカップのグループリーグ初戦でU-20エクアドル代表と対戦する。20日、ポーランド・ビドゴシュチュで21人とトレーニングパートナーのMF松本凪生(C大阪U-18)、MF熊澤和希(流通経済大)が調整。ゲーム形式で初戦を想定した確認を行うなど、約1時間半汗を流した。

 ポーランド出発前日の13日、FW原大智(FC東京)はFW滝裕太(清水)の負傷離脱が決定して追加招集され、練習試合に緊急合流した。とはいえ、U-19アジア一次予選、U-19アジア最終予選でいずれもゴールを挙げた“常連”メンバーとあって、すぐにチームに溶け込んだ。

 一度はメンバーから外れた落胆もあったが、気持ちを入れ直して決戦の地に入り、トレーニングを重ねた。「自分自身も悔しかったのは確かで、切り替えて頑張ろうという気持ちでいた。メンバー入りは素直にうれしくて、チームのために貢献したいです」。

 W杯初戦まであと3日。「もう本番だな、と楽しみな気持ちが大きいです」。滝をはじめ、メンバー入りできなかった選手の思いを知るからこそ、「自分が一回味わった分、気持ちを込めて戦いたい」と覚悟を持って世界大会に挑む。

(取材・文 佐藤亜希子)

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