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アジア初の快挙!! 日本人女性審判トリオが男子カップ戦を担当「新たな道を切り拓いて…」

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3人は昨年のU-17女子W杯でもピッチに立った

 日本サッカー協会(JFA)は14日、AFCカップのヤンゴン・ユナイテッド(ミャンマー)対ナガワールド(カンボジア)戦を、日本人の女性審判セットが担当すると発表した。JFA公式サイトによると、女性審判トリオが男子競技のAFC主催大会を担当するのは初めてという。

 AFCカップはアジアサッカー連盟(AFC)が主催するクラブ間の国際大会。日本からの参加枠はないが、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に続く第2の大会にあたり、欧州でいえばUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に続いてのUEFAヨーロッパリーグ(EL)のような位置付けだ。

 5月15日の同試合を担当するのは山下良美主審、坊薗真琴副審、手代木直美副審。3人は昨年のU-17女子W杯で同時にウルグアイへ渡った他、今年6月にフランスで開幕する女子W杯の担当も決まっており、国内トップの女性審判員として期待されている。

 山下主審は公式サイトを通じて「AFC CUPのアポイントをいただくことができ、光栄に思います。新たな道を切り拓いてくださり、とても感謝しております。今後もアジア、日本の女性審判員が継続してこの機会を得られるよう、自信と責任を持って、精一杯この試合を務めます」と喜びを語った。

 また、坊薗副審は「この度のアポイントを頂き、大変光栄に思います。全員で力を合わせ、フェアで良い試合になるよう全力を尽くします」、手代木副審は「今回のアポイントで、以前AFCで活躍していた女性審判員(AFCカップを担当した女性副審)と同じチャレンジをさせて頂けることを光栄に思います。フランス大会に参加するAFCの多くの仲間と共に、次の世代につながるように最善を尽くしてきたいと思います」と述べている。

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