beacon

U-22代表初招集のMF相馬勇紀…森保監督が期待するのは「オンの仕掛け」

このエントリーをはてなブックマークに追加

名古屋グランパスMF相馬勇紀

 初招集ながらもチーム最年長になる。名古屋グランパスMF相馬勇紀は第47回トゥーロン国際大会に臨むU-22日本代表に初めて選出された。

 97年2月25日生まれの22歳。特別指定だった昨季はJ1リーグ9試合1得点を奪うだけでなく、3アシストを記録するなど得点機を演出。早稲田大から名古屋に加入した今季も開幕戦で得点を挙げて好スタートを切ったものの、先発の座をつかめずに第11節では今季リーグ戦で初めて出場機会をつかめなかった。

 名古屋ではSBをこなすこともあり、「いろいろなポジションを経験しながら、今は学びながら成長していると思う」と語った森保一監督は、「特にオンの仕掛けができる選手。自分がゴールに向かっていく、決める部分、パスを配球することもできる選手」と評価して招集を決断した。

「まずは攻撃的な良い部分を出してもらいたい。チームでやっていることを、トゥーロンのメンバーの中でも出してもらいたい」。指揮官の期待どおり、初となるU-22日本代表の中で自身をアピールできるだろうか。

(取材・文 折戸岳彦)
▼第47回トゥーロン国際大会

TOP