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松本相手に大量5ゴール!! ACL大一番控える鹿島、オール完封で3連勝

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2得点を挙げた鹿島アントラーズMF白崎凌兵

[5.18 J1第12節 鹿島5-0松本 カシマ]

 J1リーグは18日、第12節を各地で行い、鹿島アントラーズ松本山雅FCを5-0で破った。直近リーグ戦3試合を9得点0失点という圧倒的な戦績で勝ち抜き、今季初の3連勝を達成。22日に行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグ最終節、山東魯能との大一番に弾みをつけた。

 鹿島は前節の神戸戦(○1-0)と同じスターティングメンバー。A代表入りが見込まれるMF安部裕葵はベンチスタートとなった。対する松本は前節の札幌戦(△0-0)から1人を入れ替え、MF高橋諒に代わってMF中美慶哉が先発入りした。[スタメン&布陣はコチラ]

 試合は序盤から一方的な展開。風下のエンドを選択した松本に対し、ホームの鹿島が襲いかかった。前半8分、MFレオ・シルバのボール奪取からFW土居聖真とFWセルジーニョがつないで右サイドのMFレアンドロにパス。フリーでのシュートはDF飯田真輝がゴールライン際でクリアした。

 鹿島はさらに前半13分、右サイドを駆け上がったレアンドロのクロスは相手ディフェンスに阻まれたが、こぼれ球を再びレアンドロがボレー。今度はGK守田達弥を強襲した。同24分には左サイドで相手をかわした土居のクロスにMF永木亮太が反応するも、またしても守田がビッグセーブ。なかなか松本の牙城を崩せない。

 それでも前半25分、ようやくスコアが動いた。右サイドを突破した永木が最終ライン裏とGKの間にグラウンダーのクロスを配給すると、ファーサイドで反応したのはレオ・シルバ。落ち着いたトラップからMF田中隼磨をかわして持ち出し、右足シュートでネットを射抜いた。松本は反撃に出られないまま前半を終えた。

 エンドが変わった後半も鹿島が先手を取った。後半2分、中盤でボールを奪ったレオ・シルバがドリブルで敵陣に攻め込むと、ペナルティエリア際から左サイドにパス。これに走り込んだMF白崎凌兵が落ち着いて流し込んだ。さらに同9分、右サイドに開いたセルジーニョが華麗にファーポスト脇を射抜き、リードを3点に広げた。

 劣勢を打開したい松本は後半14分、MFパウリーニョに代わってMF町田也真人を投入。対する鹿島は同17分、MF三竿健斗を下げてリーグ開幕戦以来の公式戦復帰となるDF山本脩斗を投入した。松本は同19分、FWレアンドロ・ペレイラが強烈な右足ミドルシュートを狙ったが、ボールは惜しくも右に外れた。

 すると後半20分、鹿島は右サイドを突破した土居のクロスに白崎が頭で合わせ、この日2ゴール目をマーク。さらに同38分、レオ・シルバのスルーパスに抜け出した途中出場MF中村充孝がダイレクトで流し込み、スコアを5-0とした。猛烈なゴールショーを見せた鹿島はGKクォン・スンテのビッグセーブもあり、3試合連続の完封勝利を収めた。

(取材・文 竹内達也)

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