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東京Vが接戦制して3連勝!山口MF高木の“恩返し弾”浴びるも今季アウェー初勝利

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1点ビハインドからネマニャ・コイッチが同点ゴール

[5.19 J2第14節 山口2-3東京V みらスタ]

 J2リーグは19日、第14節2日目を行った。維新みらいふスタジアムではレノファ山口FC東京ヴェルディが対戦。互いに点を取り合ったが、東京Vが3-2競り勝ち、3連勝を飾った。一方、山口は4試合未勝利(1分3敗)となった。

 先手を取ったのは山口だった。前半13分、左サイドからDF楠本卓海がクロスを入れ、DFドストンが胸で受けて後方に落とす。この浮いたボールを古巣対決のMF高木大輔が右足ダイレクトで狙うと、低い弾道のシュートが相手に当たってゴール右隅に吸い込まれた。

 反撃に出る東京Vは前半26分、PA右手前からMF井上潮音が右足でシュートを放つが、惜しくもクロスバーを直撃。31分には、PA手前でパスカットしたMF河野広貴がエリア内へヒールパスを送り、FWネマニャ・コイッチが右足シュート。しかし、GK山田元気のファインセーブに阻まれ、同点とはならなかった。

 1点ビハインドで後半を迎えた東京Vだが、早々に追いつく。4分、PA左脇でDF奈良輪雄太のパスを受けたMF小池純輝が相手をかわして中央に切れ込み、ラストパスを供給。これをコイッチが丁寧に右足で流し込み、1-1と試合を振り出しに戻した。

 山口は後半11分、高い位置でボールを奪い、MF三幸秀稔がダイレクトでスルーパスを送ると、抜け出したFW岸田和人が右足シュートを沈め、ゴールネットを揺らす。しかし、岸田のオフサイドと判定され、得点は認められなかった。

 同点の勢いのまま逆転したい東京Vだが、後半17分にアクシデント。コイッチが右腿あたりを抑えてピッチに座り込み、担架で運び出され、FWレアンドロとの交代を余儀なくされる。それでも26分、MF佐藤優平の左CKからDF平智広が打点の高いヘディングシュートを叩き込み、2-1。東京Vが勝ち越しに成功した。

 だが、ホームの山口が食らいつく。後半30分、入ったばかりのMF吉濱遼平がPA左角からクロスを供給。ニアの味方の頭上を越えるも、ファーサイドに走り込んだ岸田がダイビングヘッドで合わせ、2-2とすぐさま追いついた。

 意地と意地がぶつかり合う試合。決勝点は後半40分に生まれた。東京Vは小池がPA内へ仕掛け、ドストンに倒されてPKを獲得。これを途中出場のレアンドロが落ち着いてゴール左隅に蹴り込み、東京Vが3-2で競り勝った。なお、東京Vは今季アウェー初勝利となった。

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