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前半だけで4得点のゴールラッシュ!! 千葉がホームで快勝…岐阜は最下位脱出ならず

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ホームで快勝したジェフユナイテッド千葉

[5.19 J2第14節 千葉5-1岐阜 フクアリ]

 J2は19日に第14節を開催し、フクダ電子アリーナでは17位のジェフユナイテッド千葉(3勝5分5敗)と最下位のFC岐阜(3勝3分7敗)が対戦。前半だけで4点のリードを奪った千葉が、後半に1点を加点すると岐阜の反撃を1点でしのいで5-1で快勝した。

 ホームの千葉は前節山形戦(●1-3)から先発3人を入れ替え、MF堀米勇輝、MF乾貴哉、DF茶島雄介らを先発起用。一方、アウェーの岐阜は、前節金沢戦(●2-3)から先発4人を入れ替え、FW山岸祐也、FW前田遼一、MF永島悠史、G大阪から育成型期限付き移籍で加入して移籍後初出場となるMF市丸瑞希らがスターティングメンバ―に名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半1分、FW船山貴之のスルーパスから左サイドを駆け上がったMF為田大貴の折り返しを堀米が受け、落としに走り込んだ船山がファーストシュートを放つなど、序盤から積極的な姿勢を示す千葉が前半10分に先制に成功する。堀米が蹴り出したCKは相手にクリアされたものの、中途半端になったボールをMF矢田旭がヘディングでつなぐと、船山がバックヘッドで合わせたボールは緩やかな放物線を描いてネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 前半12分には堀米のCKをDF新井一耀が打点の高いヘディングで叩き込んで2点目を奪った千葉は、同22分にはMF熊谷アンドリューの縦パスを受けたFWクレーベの鮮やかなヒールパスから抜け出した船山が右足シュートでネットを揺らし、一気にリードを3点差に広げる。さらに攻撃の手を緩めずに同36分には高い位置で矢田がパスカットすると、こぼれ球を拾ったクレーベがPA内まで持ち込んで右足シュートを流し込み、前半だけでスコアは4-0となった。

 後半3分には岐阜がゴールを脅かし、MF永島がPA外から左足シュートを枠内に飛ばすがGK佐藤優也に弾き出される。さらに同4分にはDF柳澤亘のパスからPA内に走り込んだ山岸が狙うも、ボールはゴール右に外れてしまった。

 すると後半18分、ハーフウェーライン付近でボールを受けたクレーベが船山に預け、自らはゴール前に走り込んでリターンパスを受けると、左足シュートでネットを揺らして千葉が5点目を奪取。その後、後半アディショナルタイムに岐阜がFWライアン・デ・フリースの得点で1点を返すが、反撃もここまで。5-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれ、千葉は今季最多得点を記録しての快勝。大敗を喫した岐阜は最下位からの脱出はならなかった。

(取材・文 折戸岳彦)
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