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アタランタが王者ユーベと痛み分け、3位浮上でクラブ史上初のCL出場に王手

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FWヨシプ・イリチッチが先制点を挙げた

[5.19 セリエA第37節 ユベントス1-1アタランタ]

 セリエAは19日に第37節を行い、ユベントスアタランタの対戦は1-1のドローに終わった。勝ち点1を積んだアタランタは順位を4位から3位に上げ、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場に大きく近づいた。

 ホーム最終戦となった王者ユベントスは、退任を発表しているマッシミリアーノ・アッレグリ監督のホームでのラストマッチに。今季のアタランタとの対戦はリーグ戦第18節でドロー、コッパ・イタリア準々決勝では黒星を喫しており、リベンジに臨んだ。

 一方、アタランタはリーグ戦11試合無敗(8勝3分)で絶好調。コッパ・イタリア決勝ではラツィオに敗れたが、クラブ初の欧州CL出場を目指し、王者ユベントスに挑んだ。

 先制に成功したのはアタランタ。前半33分、右CKがファーサイドに流れたところをFWヨシプ・イリチッチがゴールに押し込んだ。190㎝ながら足下の技術に長ける31歳のスロベニア代表FWは今季12点目とした。

 前半を0-1で折り返したユベントスは後半16分、今季で現役引退を表明しているDFアンドレア・バルザーリに代えてFWマリオ・マンジュキッチを投入する。すると同35分、FWフアン・クアドラードが右サイドから鋭いアーリークロスを放ち、ファーサイドのマンジュキッチがPA左の深い位置ぎりぎりでスライディング。巧みなワンタッチからボールはゴール右に吸い込まれた。

 勢いに乗るユベントスの猛攻を、アタランタも意地のディフェンスで防いでいく。終了間際にはユベントスのFWフェデリコ・ベルナルデスキが一発退場となり、試合終了。1-1の痛み分けとなった。

 他会場のインテル(勝ち点66)が敗れ、勝ち点1を手に入れたアタランタは同勝ち点66に。直接対決も1勝1分で得失点差でも上回っているアタランタが順位をひとつ上げ、3位に浮上した。最終節で白星を掴めば、自力での欧州CL出場権を獲得できる。

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