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「『コパに来い!』と言われるくらいの選手が…」U-20影山監督、主将の齊藤未月が会見に出席

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公式会見に出席した主将の齊藤未月、影山雅永監督

 U-20ワールドカップ初戦でU-20エクアドル代表と対戦するU-20日本代表は22日、ポーランド・ビドゴシュチュで前日練習を行った。練習前には影山雅永監督、主将のMF齊藤未月(湘南)が公式会見に出席。影山監督は「選手たちが開幕に向かって良い緊張感を持って準備してくれていることを頼もしく思う。まずはグループステージ突破」と意気込みを語った。

 日本はU-20南米選手権を制したエクアドルを皮切りに、メキシコ、イタリアと難敵が揃う“死の組”に入った。チームは久保建英(FC東京)、橋岡大樹(浦和)ら攻守の核だった主力を欠くが、この状況だからこそ、戦い方ははっきりしている。

 影山監督は「この大会は日本代表として、チームのために戦う姿勢を全面に出そうぜ」と、選手たちを鼓舞していると明かした。「献身的にチームへ貢献するという部分は他の国に比べて我々が突出しているところだろ、と。そこを前面に出していこうという話をしました」。

 さらに指揮官は今大会のチーム状況をたとえに出し、「個人としてはこの大会の活躍で終わって『コパに来い!』と言われるくらいの選手が出てくると益々うれしいなと思います」と冗談交じりに話した。日本は2大会連続10回目の出場で、79年生まれの「黄金世代」が成し遂げた99年ナイジェリア大会の準優勝が最高成績となる。

 初戦のエクアドルは攻守にタレントを擁する優勝候補の一角。「組織として、個人としての彼ら(エクアドル)の強みを我々が抑える試合をしないといけない。やってみないと分からない」と影山監督。齊藤は「厳しいグループで日本が1位通過すれば世の中もびっくりすると思う。まずはグループリーグを突破することが大事」と力を込めた。

(取材・文 佐藤亜希子)

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