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「大きな成功を手にできるはず」レスター指揮官が退団する“スター”岡崎慎司へエール

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岡崎慎司へエール

 レスター・シティのブレンダン・ロジャーズ監督は、今夏に退団するFW岡崎慎司へエールを送った。『レスターシャー・ライブ』が伝えている。

 2015年夏にレスターに加入した岡崎はデビューシーズンから“奇跡のプレミアリーグ優勝”に主力の1人として大きく貢献。しかし、2シーズン目以降は徐々に出番を減らし、今シーズンに至ってはリーグ戦での先発出場は1試合のみと十分な出場機会に恵まれず、契約満了に伴いクラブから退団することが決定する。

 12日の0-0に終わったプレミアリーグ最終節チェルシー戦では、後半から途中出場し、試合後には同じく退団するDFダニー・シンプソンとともにサポーターへ別れを告げた岡崎。ロジャーズ監督は日本代表FWの退団理由について改めて触れ、クラブへの貢献に賛辞を送った。

「彼はこのクラブのために素晴らしい働きを見せてくれた。彼は今33歳で、キャリアはすでに終盤に差し掛かっている。だから、これは彼の希望と彼のキャリアを尊重した結果だ。レスターでのストリーがあったからこそ彼は世界的に有名になったが、ストライカーとして再びプレーするための機会を手にしたいと考えている」

「外から見る限りでは真面目で能力のある選手程度にしか見えないかもしれない。しかし、実際に毎日彼とトレーニングしていれば、彼がスターだということに気づくはずだ」

 また、スペインやイタリアでキャリアを続けることが予想される岡崎の今後についてもロジャーズ監督は口を開き、いずれのクラブでプレーしようとも、レスター時代よりも攻撃的な役割が与えられることを願っていると語った。

「彼はここで、中盤とジェイミー(バーディ)をつなぐ第3のミッドフィールダーとしてプレーした。それに彼はプレッシングの際も非常に賢い動きをする。ただし、ここでは残念なことにストライカーとしてのチャンスが限られていたが、次の国では彼はこのポジションでチャレンジできると思う」

「どこに行こうとも彼が大きな成功を手にできると確信している。どこに行くはわからないし、彼がどのように考えているかもわからない。彼は次のステップに移る時間が来たと感じたのだろうが、彼の献身性はこれからも忘れられることはない。彼は真面目で、毎日一生懸命励んでいる。エネルギー、情熱、そして笑顔とともに全力でやっていくはずだ」

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