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前回V湘南は粘りみせるも最下位敗退…札幌、土壇場で追いつけれるもGL首位突破

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追加点を挙げたMF金子拓郎

[5.22 ルヴァン杯GL第6節 湘南2-2札幌 BMWス]

 ルヴァン杯は22日、グループリーグ第6節を行った。A組の北海道コンサドーレ札幌は敵地で湘南ベルマーレと対戦し、2-2で引き分けた。首位をキープしてグループリーグ突破を決めた。

 混戦のA組は札幌と横浜FMが勝ち点8、湘南が勝ち点6、長崎が勝ち点5という状況。札幌は引き分け以上で突破、前回王者の湘南は勝利が突破への絶対条件となっている。序盤は湘南がMF秋野央樹、FW武富孝介が積極的にシュートを放つなど、ボールの主導権を握る。

 札幌はなかなかシュートまで持ち込めない時間が続いたが、前半35分に敵陣中央の左サイドからDF福森晃斗がペナルティーアーク付近へ鋭いグラウンダーのパスを供給。FW檀崎竜孔が巧みなボールコントロールで相手をかわして左足ボレーを放つが、GK富居大樹のファインセーブに阻まれた。

 それでも札幌は前半39分に先制点。敵陣中央でMFルーカス・フェルナンデスがMF荒野拓馬からパスを受けると、中央をスルスルと突破。ボディフェイントでPA内に進入して左足シュートを振り抜き、先制のゴールネットを揺らした。

 後半開始から互いに2枚替えを敢行。湘南はMF古林将太とFW鈴木国友に代え、MF菊地俊介とFW山口和樹を投入する。一方の札幌は福森とルーカスに代え、DFキム・ミンテとFW菅大輝をピッチに送り込んだ。

 すると、早々にスコアが動く。札幌は後半3分、ペナルティーアーク内でMF中野嘉大の横パスを受けたMF金子拓郎が左足で流し込み、2-0とリードを広げる。湘南は9分、PA右で山口が荒野のファウルを受けてPKを獲得。MF杉岡大暉がキッカーを務めたが、クロスバー上に大きく外れてしまった。

 絶好のチャンスを逃した湘南だが、攻勢を強めると、後半16分にMF松田天馬の右足シュートがクロスを直撃。26分には、右サイドからDF山根視来がグラウンダーのクロスを入れ、ゴール前でこぼれたボールを菊地が左足で流し込み、1-2と1点差に詰め寄った。

 これで勢いづく湘南。後半28分にも決定機が訪れたが、山口の左足シュートはGK菅野孝憲がストップ。こぼれ球をMF秋野央樹が左足で狙うが、カバーに入ったDF石川直樹のブロックに阻まれた。それでも諦めなかった湘南は後半アディショナルタイム2分、右クロスの流れから杉岡がねじ込み、土壇場で追いついた。

 試合は2-2でタイムアップ。勝ち点1を積み上げた札幌がグループリーグ首位通過を決めた。なお、プレーオフステージは第1戦が6月19日、第2戦が同26日に行われる。

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