今季“最高の補強”は誰だ?アリソン、C・ロナウドらベスト補強15人
いよいよフィナーレを迎える2018-19シーズンの欧州リーグ。今季は五大リーグすべてで前年度王者が優勝をする史上初めてのシーズンとなった。
そんな2018-19シーズンにおいて、“最高の補強”と言えるのはどの選手なのだろうか? 今回『Goal』は、移籍金額、パフォーマンス、そして新天地に与えたインパクトなどを総合して、ベストバイをランキング形式で紹介する。
▼15位:ボルハ・イグレシアス(セルタ→エスパニョール:1000万ユーロ)
セルタからやって26歳FWはスター選手として加入以来注目を集めてきた。その期待に違わず、今季はリーグ17得点を決めてチームを7位に導くパフォーマンスを披露。その活躍から、エバートンなどイングランド方面から強い関心を引き寄せていると言われている。
昨季までのラ・リーガ出場回数はたったの1試合だけだった(セルタでの14-15シーズン)。しかし、昨シーズンにセグンダ(2部)のサラゴサでは43試合に出場し23得点を上げる活躍を披露し、エスパニョール移籍を勝ち取っている。
▼14位:リカルド・ペレイラ(ポルト→レスター・シティ:1980万ユーロ)
25歳のポルトガル人DFは、12月の第19節で王者マンチェスター・シティから得点し、2-1の勝利に貢献。ジョゼップ・グアルディオラ率いるチームを、一時的にだがタイトルレースから後退させた張本人だ。
右サイドバックとしてコンスタントに出場し、守備に攻撃参加にと献身的なプレーを続けている。今シーズンは7アシストを記録した。指揮官ブレンダン・ロジャースにとっても、来季さらに高成績を残すために重要な選手として期待をかけられている。
▼13位:ファビーニョ(モナコ→リバプール:5040万ユーロ)
今季加入したブラジル人MFがまだプレミアリーグの試合出場がゼロだった10月中旬、サポーターの間にはこの補強に対する疑念が湧き上がっていた。
しかし、ユルゲン・クロップはこの25歳が十分にフィットネスを取り戻し、アンフィールドに適応するまで時間をかけることを許した。すると、第9節でデビューして以降、チームに欠かせない存在に。本職のボランチだけでなく、クロップの指示次第では右SBやCBでもプレーできるユーティリティ性も兼ね備えている。
▼12位:ラウール・ヒメネス(ベンフィカ→ウォルバーハンプトン:3450万ユーロ)
長らくゴール前で苦しんでいたが、ローン移籍で加入したウルブスで28歳にしてついにベストのフォームを見つけた。今シーズンのプレミアで38試合に出場し、13ゴール8アシストと見事な成績を収めている。
さらにビッグマッチでも重要なゴールを奪っており、プレミア初年度ながらリバプール、トッテナム、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドを相手にも得点。彼の活躍もあり、ウルブスは昇格1年目ながら7位でシーズンを終えることに成功した。この活躍を受け、クラブも完全移籍での買取りを決意。4年契約を勝ち取った。
▼11位:パコ・アルカセル(バルセロナ→ドルトムント:2100万ユーロ)
今季ローンでジグナル・イドゥナ・パルクのピッチを踏んだ25歳は、シーズンの半分しか経っていない12月に途中出場のみで10ゴールを奪った史上初の選手となった。
ブンデスリーガでは18ゴールを挙げたが、これは出場66分に1点という驚異的なペースで生み出された。ドルトムントは11月の時点で完全移籍での獲得を決断。新契約は今年7月1日から発効する。
▼10位:ニコロ・ザニオーロ(インテル→ローマ:ラジャ・ナインゴランの取引の一部)
昨夏、インテルはラジャ・ナインゴランを獲得する際、近年最大のミスを犯した。ネラッズーリは2400万ユーロの支払いに若手のザニオーロを添えて、30歳のナインゴランをチームに加えた。
ナインゴランのパフォーマンスはまあまあといったところ。それをよそに、19歳の若者ははブレイク。欧州を舞台にワンダーキッドとしての称賛を欲しいままにしている。チャンピオンズリーグ・ラウンド16のポルト戦では2ゴールをあげる大活躍。この働きが評価されてイタリア代表に初招集されると、EURO2020予選のフィンランドとリヒテンシュタイン戦で計38分間プレーした。
▼9位:ドゥバン・ザパタ(サンプドリア→アタランタ:ローン移籍)
セリエAで4クラブを渡り歩く経験豊富なコロンビア人FWは、今季ついにトップフォームを見つけた。彼がここまで記録したリーグ戦22ゴールは、ファビオ・クアリャレッラ(26ゴール)に次ぎ得点ランク2位タイ。クリスティアーノ・ロナウド(21ゴール)を上回る数字だ。
アタランタは今季最終節を前に3位につけており、史上初のCL出場に王手をかけている。その原動力がサパタだ。アタランタへのローン契約は来シーズンまでだが、イタリアのみならずイングランドのビッグクラブが彼に興味を示している。
▼8位:ルーカス・トレイラ(サンプドリア→アーセナル:3110万ユーロ)
アーセナルで新たに指揮官の座に就いたウナイ・エメリは、ガナーズの中核に据えるべくロシアW杯でウルグアイ代表メンバーとして印象的なプレーを見せた23歳の獲得を決断。プレミアリーグに順応するために若干の時間を要したが、果敢なタックルや冷静なポジショニングで相手の攻撃の芽を摘み取る彼はすぐにサポーターのお気に入りとなった。
守備的な役割を期待されていたが、今季は2ゴールを記録。初ゴールとなったのは第14節のトッテナムとの“ノースロンドン・ダービー”で、4-2の勝利に大きく貢献。さらに第16節には決勝弾となる華麗なバイシクルシュートを叩き込んでいる。
▼7位:アクセル・ビツェル(天津権健→ドルトムント:2000万ユーロ)
このベルギー代表MFは、ロシアW杯3位という成功を手土産にブンデスリーガ挑戦を決意。移籍当初はロシアや中国といった五大リーグと比べて競争力の低いリーグでプレーしていた彼がドイツで成功できるのか、懐疑的な見方が強かった。
しかし、DFBポカール1回戦でデビューを果たすと、精力的にピッチを駆け回り、いきなりゴールを記録。さらに1週間後のリーグ開幕戦でもゴールネットを揺らした。リーグ戦では通算3得点を決めた。
ビツェル加入によって、ドルトムントは中盤の安定を手にした。バイエルンと終盤までタイトル争いを続けられたのは、30歳のベテランMFの加入が大きく影響したと言えるだろう。
▼6位:ハイメ・マタ(バジャドリー→ヘタフェ:フリー移籍)
エリートクラブの期待の若手選手ではなく、26歳まではリーガ3部や地域リーグでプレー。当時リーガ2部に所属していたジローナに移籍してようやくプロデビューを果たすと、昨季バジャドリーで35ゴールを挙げる大活躍。30歳となる今季ようやく1部への挑戦を勝ち取った。
するとラ・リーガのデビューシーズンながらリーグ戦17ゴールを決める大活躍を見せ、ヘタフェを5位に導く素晴らしいパフォーマンスを披露。30歳という年齢にして、ついにスペイン代表入りを果たしている。
▼5位:クリシュトフ・ピョンテク(クラコビア→ジェノア:450万ユーロ)
クラコビアから450万ユーロの移籍金でジェノアに加入した昨夏、イタリアで彼は全くの無名だった。だがセリエA最初の7試合で9ゴールを決めると、すぐにその名は国中を駆け巡った。
序盤戦のセンセーショナルな活躍もあり、ポーランド代表デビューも果たした。さらに1月には3570万ユーロでミランに移籍。ロッソネリに加入後、23歳のストライカーは9得点を奪っており、チームがCL出場権を争えるまで順位を引き上げた。通算22得点で得点ランク2位タイにつけている。
▼4位:アルトゥール(グレミオ→バルセロナ:3100万ユーロ)
ピッチ上の指揮者アンドレス・イニエスタが去ったバルセロナだが、その穴を埋めたのが22歳のブラジル人プレーメーカーだ。
カンプ・ノウでのデビューシーズンながら継続的に活躍。CLでは「94.2%」という驚異的なパス成功率を誇り、ラ・リーガでも「93.5%」を記録した。まだ得点もアシストも決められていないものの、中盤で試合のテンポを作り出す彼は既にチームに欠かせない存在だ。
▼3位:クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー→ユベントス:1億ユーロ)
過去10年間欧州フットボールの主役であったポルトガル人スーパースターは、その期待に応えセリエAデビューシーズンで31試合出場21ゴール11アシストを記録。34歳という年齢ながら“貴婦人”(ユベントスの愛称)のセリエA8連覇の中心となった。
CL制覇の夢は叶えられなかったが、決勝トーナメントだけで5ゴールを記録。ファーストレグを0-2と落として迎えたアトレティコ・マドリーとのラウンド16・セカンドレグでは、チームを救うハットトリックを達成。その圧倒的な勝負強さをまざまざと見せつけた。
▼2位:ドゥシャン・タディッチ(サウサンプトン→アヤックス:1140万ユーロ)
今シーズンは間違いなくキャリアハイだろう。サウサンプトンでは4シーズンで大きなインパクトを残せずにいたが、アムステルダムに活躍の場を移すと圧巻のプレーを披露。公式戦には56試合出場し、38ゴール24アシストと大爆発。オランダ国内二冠の原動力となった。
また、今季CLで最大のサプライズを起こしたアヤックスだが、彼なしでは考えられなかっただろう。通算6ゴール5アシストを記録し、王者レアル・マドリーとのラウンド16第2戦では今大会最高のパフォーマンスを見せた。1ゴール2アシストをマークしたその試合で、フランス紙『レキップ』は10点満点の評価を与えている。
▼1位:アリソン・ベッカー(ローマ→リバプール:7500万ユーロ)
シモン・ミニョレ、ロリス・カリウスら不安定なGK勢の後継者に、リバプールは当時GK史上最高額でブラジル代表のNo.1を獲得。その高額な移籍金から来るプレッシャーを物ともせず、プレミアリーグでは21度のクリーンシートを達成。デビューシーズンでいきなりゴールデングローブ賞を受賞した。
リーグ戦全38試合に出場し、失点はわずかに「22」。クラブ記録となる97得点を積み上げた一方でわずか1敗しかしなかったのは、彼の好守によるところが大きい。これ以上無い活躍を見せた故、この成績で優勝できなかったのは不運としか言いようがない。
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そんな2018-19シーズンにおいて、“最高の補強”と言えるのはどの選手なのだろうか? 今回『Goal』は、移籍金額、パフォーマンス、そして新天地に与えたインパクトなどを総合して、ベストバイをランキング形式で紹介する。
▼15位:ボルハ・イグレシアス(セルタ→エスパニョール:1000万ユーロ)
セルタからやって26歳FWはスター選手として加入以来注目を集めてきた。その期待に違わず、今季はリーグ17得点を決めてチームを7位に導くパフォーマンスを披露。その活躍から、エバートンなどイングランド方面から強い関心を引き寄せていると言われている。
昨季までのラ・リーガ出場回数はたったの1試合だけだった(セルタでの14-15シーズン)。しかし、昨シーズンにセグンダ(2部)のサラゴサでは43試合に出場し23得点を上げる活躍を披露し、エスパニョール移籍を勝ち取っている。
▼14位:リカルド・ペレイラ(ポルト→レスター・シティ:1980万ユーロ)
25歳のポルトガル人DFは、12月の第19節で王者マンチェスター・シティから得点し、2-1の勝利に貢献。ジョゼップ・グアルディオラ率いるチームを、一時的にだがタイトルレースから後退させた張本人だ。
右サイドバックとしてコンスタントに出場し、守備に攻撃参加にと献身的なプレーを続けている。今シーズンは7アシストを記録した。指揮官ブレンダン・ロジャースにとっても、来季さらに高成績を残すために重要な選手として期待をかけられている。
▼13位:ファビーニョ(モナコ→リバプール:5040万ユーロ)
今季加入したブラジル人MFがまだプレミアリーグの試合出場がゼロだった10月中旬、サポーターの間にはこの補強に対する疑念が湧き上がっていた。
しかし、ユルゲン・クロップはこの25歳が十分にフィットネスを取り戻し、アンフィールドに適応するまで時間をかけることを許した。すると、第9節でデビューして以降、チームに欠かせない存在に。本職のボランチだけでなく、クロップの指示次第では右SBやCBでもプレーできるユーティリティ性も兼ね備えている。
▼12位:ラウール・ヒメネス(ベンフィカ→ウォルバーハンプトン:3450万ユーロ)
長らくゴール前で苦しんでいたが、ローン移籍で加入したウルブスで28歳にしてついにベストのフォームを見つけた。今シーズンのプレミアで38試合に出場し、13ゴール8アシストと見事な成績を収めている。
さらにビッグマッチでも重要なゴールを奪っており、プレミア初年度ながらリバプール、トッテナム、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドを相手にも得点。彼の活躍もあり、ウルブスは昇格1年目ながら7位でシーズンを終えることに成功した。この活躍を受け、クラブも完全移籍での買取りを決意。4年契約を勝ち取った。
▼11位:パコ・アルカセル(バルセロナ→ドルトムント:2100万ユーロ)
今季ローンでジグナル・イドゥナ・パルクのピッチを踏んだ25歳は、シーズンの半分しか経っていない12月に途中出場のみで10ゴールを奪った史上初の選手となった。
ブンデスリーガでは18ゴールを挙げたが、これは出場66分に1点という驚異的なペースで生み出された。ドルトムントは11月の時点で完全移籍での獲得を決断。新契約は今年7月1日から発効する。
▼10位:ニコロ・ザニオーロ(インテル→ローマ:ラジャ・ナインゴランの取引の一部)
昨夏、インテルはラジャ・ナインゴランを獲得する際、近年最大のミスを犯した。ネラッズーリは2400万ユーロの支払いに若手のザニオーロを添えて、30歳のナインゴランをチームに加えた。
ナインゴランのパフォーマンスはまあまあといったところ。それをよそに、19歳の若者ははブレイク。欧州を舞台にワンダーキッドとしての称賛を欲しいままにしている。チャンピオンズリーグ・ラウンド16のポルト戦では2ゴールをあげる大活躍。この働きが評価されてイタリア代表に初招集されると、EURO2020予選のフィンランドとリヒテンシュタイン戦で計38分間プレーした。
▼9位:ドゥバン・ザパタ(サンプドリア→アタランタ:ローン移籍)
セリエAで4クラブを渡り歩く経験豊富なコロンビア人FWは、今季ついにトップフォームを見つけた。彼がここまで記録したリーグ戦22ゴールは、ファビオ・クアリャレッラ(26ゴール)に次ぎ得点ランク2位タイ。クリスティアーノ・ロナウド(21ゴール)を上回る数字だ。
アタランタは今季最終節を前に3位につけており、史上初のCL出場に王手をかけている。その原動力がサパタだ。アタランタへのローン契約は来シーズンまでだが、イタリアのみならずイングランドのビッグクラブが彼に興味を示している。
▼8位:ルーカス・トレイラ(サンプドリア→アーセナル:3110万ユーロ)
アーセナルで新たに指揮官の座に就いたウナイ・エメリは、ガナーズの中核に据えるべくロシアW杯でウルグアイ代表メンバーとして印象的なプレーを見せた23歳の獲得を決断。プレミアリーグに順応するために若干の時間を要したが、果敢なタックルや冷静なポジショニングで相手の攻撃の芽を摘み取る彼はすぐにサポーターのお気に入りとなった。
守備的な役割を期待されていたが、今季は2ゴールを記録。初ゴールとなったのは第14節のトッテナムとの“ノースロンドン・ダービー”で、4-2の勝利に大きく貢献。さらに第16節には決勝弾となる華麗なバイシクルシュートを叩き込んでいる。
▼7位:アクセル・ビツェル(天津権健→ドルトムント:2000万ユーロ)
このベルギー代表MFは、ロシアW杯3位という成功を手土産にブンデスリーガ挑戦を決意。移籍当初はロシアや中国といった五大リーグと比べて競争力の低いリーグでプレーしていた彼がドイツで成功できるのか、懐疑的な見方が強かった。
しかし、DFBポカール1回戦でデビューを果たすと、精力的にピッチを駆け回り、いきなりゴールを記録。さらに1週間後のリーグ開幕戦でもゴールネットを揺らした。リーグ戦では通算3得点を決めた。
ビツェル加入によって、ドルトムントは中盤の安定を手にした。バイエルンと終盤までタイトル争いを続けられたのは、30歳のベテランMFの加入が大きく影響したと言えるだろう。
▼6位:ハイメ・マタ(バジャドリー→ヘタフェ:フリー移籍)
エリートクラブの期待の若手選手ではなく、26歳まではリーガ3部や地域リーグでプレー。当時リーガ2部に所属していたジローナに移籍してようやくプロデビューを果たすと、昨季バジャドリーで35ゴールを挙げる大活躍。30歳となる今季ようやく1部への挑戦を勝ち取った。
するとラ・リーガのデビューシーズンながらリーグ戦17ゴールを決める大活躍を見せ、ヘタフェを5位に導く素晴らしいパフォーマンスを披露。30歳という年齢にして、ついにスペイン代表入りを果たしている。
▼5位:クリシュトフ・ピョンテク(クラコビア→ジェノア:450万ユーロ)
クラコビアから450万ユーロの移籍金でジェノアに加入した昨夏、イタリアで彼は全くの無名だった。だがセリエA最初の7試合で9ゴールを決めると、すぐにその名は国中を駆け巡った。
序盤戦のセンセーショナルな活躍もあり、ポーランド代表デビューも果たした。さらに1月には3570万ユーロでミランに移籍。ロッソネリに加入後、23歳のストライカーは9得点を奪っており、チームがCL出場権を争えるまで順位を引き上げた。通算22得点で得点ランク2位タイにつけている。
▼4位:アルトゥール(グレミオ→バルセロナ:3100万ユーロ)
ピッチ上の指揮者アンドレス・イニエスタが去ったバルセロナだが、その穴を埋めたのが22歳のブラジル人プレーメーカーだ。
カンプ・ノウでのデビューシーズンながら継続的に活躍。CLでは「94.2%」という驚異的なパス成功率を誇り、ラ・リーガでも「93.5%」を記録した。まだ得点もアシストも決められていないものの、中盤で試合のテンポを作り出す彼は既にチームに欠かせない存在だ。
▼3位:クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー→ユベントス:1億ユーロ)
過去10年間欧州フットボールの主役であったポルトガル人スーパースターは、その期待に応えセリエAデビューシーズンで31試合出場21ゴール11アシストを記録。34歳という年齢ながら“貴婦人”(ユベントスの愛称)のセリエA8連覇の中心となった。
CL制覇の夢は叶えられなかったが、決勝トーナメントだけで5ゴールを記録。ファーストレグを0-2と落として迎えたアトレティコ・マドリーとのラウンド16・セカンドレグでは、チームを救うハットトリックを達成。その圧倒的な勝負強さをまざまざと見せつけた。
▼2位:ドゥシャン・タディッチ(サウサンプトン→アヤックス:1140万ユーロ)
今シーズンは間違いなくキャリアハイだろう。サウサンプトンでは4シーズンで大きなインパクトを残せずにいたが、アムステルダムに活躍の場を移すと圧巻のプレーを披露。公式戦には56試合出場し、38ゴール24アシストと大爆発。オランダ国内二冠の原動力となった。
また、今季CLで最大のサプライズを起こしたアヤックスだが、彼なしでは考えられなかっただろう。通算6ゴール5アシストを記録し、王者レアル・マドリーとのラウンド16第2戦では今大会最高のパフォーマンスを見せた。1ゴール2アシストをマークしたその試合で、フランス紙『レキップ』は10点満点の評価を与えている。
▼1位:アリソン・ベッカー(ローマ→リバプール:7500万ユーロ)
シモン・ミニョレ、ロリス・カリウスら不安定なGK勢の後継者に、リバプールは当時GK史上最高額でブラジル代表のNo.1を獲得。その高額な移籍金から来るプレッシャーを物ともせず、プレミアリーグでは21度のクリーンシートを達成。デビューシーズンでいきなりゴールデングローブ賞を受賞した。
リーグ戦全38試合に出場し、失点はわずかに「22」。クラブ記録となる97得点を積み上げた一方でわずか1敗しかしなかったのは、彼の好守によるところが大きい。これ以上無い活躍を見せた故、この成績で優勝できなかったのは不運としか言いようがない。
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