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ナポリ会長「デ・ロッシ退団はミステリー。カルチョは彼を見捨ててはならない」

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ダニエレ・デ・ロッシの退団について持論

 ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が19日、ローマで行われたイベントに出席した際にインタビューに応じ、MFダニエレ・デ・ロッシの退団について持論を展開した。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が伝えている。

 来シーズンの現役続行を目指す35歳のデ・ロッシは、18年間プレーしてきた所属先ローマとの契約延長を希望していたが、選手としてのオファーは提示されず、契約切れとなるシーズン終了後の退団が決定した。ローマのバンディエラであるデ・ロッシの退団には、ナポリ会長も首をかしげる。

「デ・ロッシ? 私なら彼のような選手は、フィジカルトラブルがあろうと、登録上の問題があろうと、すぐにでも獲得するところだ。彼はスポーツマンであり、自身の道を見つけることだろうし、これまでのキャリアと変わらず、これからも勝者であり続けるだろう。彼の人生とはカルチョそのものであり、彼のような男をカルチョは見捨ててはならない」

 さらにデ・ラウレンティス会長は、持論を展開。「デ・ロッシの退団はミステリーだ。唯一、説明がつくとすれば、チームの一新を条件にローマが売却された場合だろう。さもなければ、常軌を逸するほどの誤りだと思う」と、自身の見解を示した。

 続いてナポリ会長は、ユベントス指揮官を退任するマッシミリアーノ・アッレグリに話題を変えると、「彼にはパリSGバイエルンが良いと思う。彼のような人物には、バイエルンが理想的な場所だと考える。バイエルンなら、彼が切望するチャンピオンズリーグ優勝も実現できるかもしれない」と述べ、ユーベ指揮官の新天地を予想した。

 最後にナポリ会長は、過去にFWマウロ・イカルディの獲得に動いていたことを明かした。「彼は3年前、我々の獲得リストに載っており、連絡をとったことがある。だが今は、偉大なFWである(アルカディウシュ)ミリクがいる」と述べ、今夏の獲得に否定的な見解を示した。

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