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衝撃の事実…事故死したサラ、カーディフ移籍を望んでいなかった!?

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エミリアーノ・サラはカーディフ移籍を望んでいなかったという

 飛行機墜落事故で死亡したアルゼンチン出身FWエミリアーノ・サラは、カーディフへの移籍を望んでいなかったようだ。英『ミラー』が報じている。

 ナントからカーディフへの移籍が決まっていたサラ。今年1月21日、新チーム合流に向けてフランスからウェールズへ向かう途中、彼を乗せた小型飛行機が英チャネル諸島付近で行方不明に。その後、懸命な捜索が続けられていたが、2月3日に海底で見つかった機内で遺体が発見された。

 仏『レキップ』はサラと友人とのメッセージのやり取りを報道。その中でサラは、カーディフへの移籍を望んでいなかったと告白しており、「僕のことを真剣に考えていない人が多すぎる」と感じていたという。

 カーディフからサラ獲得に向け、クラブ史上最高額となる1700万ユーロ(約21億円)でのオファーを受けたナントはサラ売却を決断。「あらゆる方法」でサラをカーディフへ移籍させようとした。「いい契約なのは事実だ。だけど、サッカーという観点からすると、僕にとってはおもしろくない」と、サラはその胸中を明かした。

 当初、代理人はサラ売却に消極的だったという。だが、カーディフからオファーを受けて「代理人はいま、僕を売りたがっている。なぜならいい契約ができたからだ。そこで大金を得るってわけだ」と、気持ちが変わったという。

「彼は僕が何を望んでいるのかも聞くことなく、僕を売ろうとしている。彼が気にしているのは金だけさ。だから、僕らは今こういう状況になっている。どうすればいいのかわからないよ。とても厳しい状況だよ。僕のことを真剣に考えていない人が多すぎる」

 望まない移籍が成立。そして、新天地へ向かう道中でサラは墜落事故により帰らぬ人となった。もう少し、彼のことを考えてくれる人がいたら、防げた事故だったかもしれない。

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