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伊藤達哉、出場機会を求めてHSV幹部に移籍要請か…引き金はシーズン終盤の2軍落ち?

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ハンブルガーSVのMF伊藤達哉

元日本代表DF酒井高徳のチームメイトでU-22日本代表MFの伊藤達哉はハンブルガーSV(HSV)からの移籍を望んでいるようだ。地元紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』が伝えた。

2017年秋にHSVの2軍から引き上げられ、そのドリブル突破が人気を集めた伊藤はその後クラブとの初めてのプロ契約を締結。2017-18シーズンはリーグ戦20試合に出場し、HSVはクラブ史上初の2部降格を経験するも、周囲の伊藤への期待は大きかった。

しかし、2部でのシーズンは伊藤は苦戦。恩師のクリスティアン・ティッツ監督が解任されると、後任のハネス・ヴォルフ監督の下では出場機会が徐々に減少し、最終的には14試合の出場にとどまった。さらに終盤の4試合は2軍落ちといった苦渋を味わい、不本意なシーズンに終わった。

そんな伊藤だが、どうやら代理人を介してHSV幹部に移籍の希望を伝えたとのこと。『モルゲンポスト』によれば、「ひどくフラストレーションが溜まっている」と伝えられる伊藤は同クラブでは今後も出場機会を得られないと信じているため、完全移籍が認められなかった場合も最低でも期限付きでの移籍を求めているという。

一方のクラブ側は伊藤に関する決断は次期監督に託す考えのようだ。1シーズンでの1部復帰が実現せず、解任されたヴォルフ監督の後任はいまだ決まっていないが、同選手の移籍を容認することになるのだろうか。

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