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勝負のメキシコ戦へU-20日本代表が非公開練習「勇気と戦う姿勢を持って」

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非公開練習を終えたU-20日本代表

 U-20ワールドカップのグループリーグ第2戦でメキシコと対戦するU-20日本代表は25日、ポーランド・グディニャ近郊で冒頭15分を除く非公開練習を行った。

 日本は初戦で南米王者エクアドルと1-1で引き分けた。第2戦で勝ち点を「4」に伸ばすことができれば、グループリーグ突破に大きく近づく。ただし、メキシコは初戦でイタリアに1-2で敗れているため、激戦は必至だろう。

 相手のキーマンは技巧派ドリブラーMFディエゴ・ライネス(ベティス)。U-16日本代表時代、2016年12月のチリ遠征でライネスと対戦しているDF喜田陽(福岡)は「めちゃくちゃうまかった印象。チームが一つになって止めたい」と警戒した。

 もっとも、影山雅永監督は相手の対策よりも自分たちにベクトルを向け、「初戦の後半よりもさらに良いパフォーマンスをすることに集中すれば、結果は自ずとついてくる」と強調。エクアドル戦後半の出来が一つの基準となったようだ。

 日本はU-19アジア選手権前、昨年9月のメキシコ遠征で同国と対戦している(1-1)。影山監督は「いいチーム。彼ら(メキシコ)は初戦に負けて、明日の試合には負けられないという気持ちでくる。我々は初戦の後半のように、勇気と戦う姿勢を持ってメキシコを上回らないといけない」と意気込んだ。

(取材・文 佐藤亜希子)

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