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メッシが4年ぶりに公式会見へ出席…その裏にあるクラブの思惑

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FWリオネル・メッシが公式会見に出席

 バルセロナは25日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝でバレンシアと対戦する。試合に先立って公式記者会見が行われ、エースのFWリオネル・メッシが4年ぶりに出席した。スペイン『マルカ』など複数メディアが伝えている。

 メッシがバルセロナの選手として記者会見に出席したのは、2014-15シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第1戦バイエルン戦を翌日に控えた2015年5月5日以来、約4年ぶり。エルネスト・バルベルデ監督、DFジェラール・ピケとともに会見場に現れたメッシは、解任が噂される指揮官への信頼を強調している。

 バルセロナは今季、リーガ・エスパニョーラ2連覇を果たしたが、欧州CLでは準決勝でリバプールに屈してベスト4敗退。ホームでの第1戦を3-0で制しながら、第2戦で0-4の完敗を喫して大逆転を許すというショッキングな負け方だった。

 メッシは「我々は非常に大きなダメージを受けた。立ち直るのが難しいほどだった」と敗戦直後の心境を振り返りつつ、2冠が懸かるコパ・デル・レイ決勝に向けて「(勝利することで)この一年すべてが良くなると思う。優勝を目指したい」と意欲を示している。

 また、リバプール戦後に解任論が高まっているバルベルデ監督について「リバプール戦は監督のせいではない」と擁護し、「バルベルデには来季も続けて欲しい。昨季は2冠を達成した。そして今年もそれを再現できる可能性がある」と語った。

 英『イブニング・スタンダード』は「バルセロナがベニート・ビジャマリン(決勝の会場)でのコパ決勝に先立ち、団結のメッセージを送ろうとした。メッシとリーダーの1人であるピケを出席させるという決定は偶然ではないだろう」とレポート。大一番に向け、バルベルデ監督の更迭説とチーム内の不協和音を一蹴するというクラブの狙いがあったと見られているようだ。

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