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「ボールの軌道を見ていたら」…千葉MF矢田、得点に結び付けられず「そこが課題」

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ジェフユナイテッド千葉MF矢田旭(写真は5月19日のもの)

[5.25 J2第15節 東京V 1-1 千葉 味スタ]

「入った」という感触があった。しかし、左足で蹴り出したボールは無情にもポストを叩き、勝ち越しゴールとはいかなかった。ジェフユナイテッド千葉MF矢田旭は「そこが自分の課題でもある」と唇を噛んだ。

 1-1で迎えた後半22分だった。FW船山貴之とのワンツーで左サイドを駆け上がったMF為田大貴が折り返すと、そこに走り込んだのが矢田。左足ダイレクトで合わせたループ気味のシュートは、GK上福元直人の頭上を越えてゴールマウスへと向かったが右ポストに弾かれてネットを揺らすことはなかった。

 打った瞬間、「入ったと思った」という。「ボールが来たときから、ミートすればいける感覚を感じていたし、当たった瞬間、すごいイメージどおりだった。シュートを打った感触もすごく良かった中で、ボールの軌道を見ていたら…」と悔しさを滲ませた。

 自身は直後の後半24分にピッチを後にし、チームは1-1で引き分けた。シュートは惜しかったものの「入らなかったら一緒」と答えると、「ああいうところで入る、入らないというのはすべてを左右するところ。そこが自分の課題でもあるし、決め切れる選手にならないといけない」と表情を引き締めた

(取材・文 折戸岳彦)
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