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竹本V弾で法政大が天皇杯1回戦突破!!日本代表FW上田はヘッドがポスト直撃

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前半35分にヘディングゴールを決めたMF竹本大輝

[5.26 天皇杯1回戦 ブリオベッカ浦安0-1法政大 フクアリ]

 天皇杯1回戦が26日に行われ、大学選手権優勝シードの法政大が、千葉県代表で関東社会人リーグ1部のブリオベッカ浦安を1-0で下した。7月10日に行う2回戦ではJ2の東京ヴェルディと味の素フィールド西が丘で対戦する。

 試合は法政大のペースで進んだ。しかし前半13分、左サイドをMF佐藤大樹(2年=札幌U-18)が突破。ファーに流れたクロスにDF関口正大(3年=新潟明訓高)が詰めるが、シュートは大きく枠外。同19分にはMF橋本陸(4年=西武台高)がミドルを狙ったが、GK南翔太に弾かれた。

 それでも前半35分、法政大がスコアを動かすことになる。相手のクリアボールをDF森岡陸(3年=磐田U-18)がカット。浮き球をゴール前に入れると、走り込んだMF竹本大輝(3年=成立学園高)が頭に当てて流し込み、前半のうちに先制点を奪うことに成功した。

 後半も法政大が押し込む展開になる。後半10分にはカウンターからクロスボールを頭で合わせたFW上田綺世(3年=鹿島学園高/鹿島内定)のシュートが右ポストを直撃。大学生として9年半ぶりに日本代表に選出された注目FWは、厳しいマークがつく中でもキラリと光るプレーを随所にみせた。

 浦安は押し込まれながらも時折カウンターでゴール前まで持ち込む場面を作るが、なかなかシュートまでは打たせてもらえない。後半17分にはMF村岡拓哉に代えてMF小島樹を投入するなど、前線の選手を入れ替えて、リズムに変化を求めるが、落ち着きのある法政大の守備網を掻い潜ることができない。

 法政大は後半23分からMF紺野和也(4年=武南高/FC東京内定)をピッチに送り込み、試合を決めにかかる。後半28分には浦安に決定機を作られるが、FW竹中公基に許したヘッドを、身長2mGK中野小次郎(3年=徳島ユース)が長い手を伸ばして弾き切り、得点を与えなかった。このまま逃げ切った法政大が初戦突破、J2の東京Vへの挑戦権を得た。

●第99回天皇杯特設ページ●[天皇杯]1回戦2日目 スコア速報

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