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宮代&田川の2トップ揃い踏み!! U-20日本代表3発快勝、メキシコ撃破でGL突破に大きく前進

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U-20日本代表がメキシコに勝利した

[5.26 U-20W杯グループB第2節 U-20日本代表 3-0 U-20メキシコ代表]

 U-20日本代表は26日、U-20ワールドカップのグループリーグ第2戦でU-20メキシコ代表と対戦し、3-0で勝利した。FW宮代大聖(川崎F)が2ゴール、FW田川亨介(FC東京)が追加点を挙げて2トップが揃い踏み。勝ち点を「4」に伸ばした日本はグループリーグ突破に大きく近づいた。

 初戦のイタリア戦で右サイドハーフだったメキシコ10番のFWディエゴ・ライネスを抑えたい日本は4-4-2のフォーメーションで左サイドバックにDF鈴木冬一(湘南)、左サイドハーフにMF山田康太(横浜FM)が入った。[スタメン&布陣はコチラ]

 中盤をダイヤモンド型にした4-4-2の頂点にライネスが入って自由に動くと、開始早々にドリブル突破からスルーパス。バイタルを突破され、PA内左に走り込んだFWロベルト・デ・ラ・ローサにシュートを打たれたが、GK若原智哉(京都)が冷静にセーブ。序盤の窮地をしのいだ日本は先制機をしっかりと仕留めた。

 前半21分、左サイドの鈴木冬が入れたクロスは相手に跳ね返されたが、クリアボールに反応したMF藤本寛也(東京V)がダイレクトで背後に浮き球を配給。ジャンプした田川を越えたボールに宮代が反応し、左足シュートを沈めた。

 この日、19歳の誕生日を迎えた“川崎の大砲”がバースデー弾。負傷者が出たメキシコは前半24分に1人目の交代枠を使い、MFロベルト・メラスを下げてMFアントニオ・フィゲロアを投入。ライネスは左サイドハーフに移り、オーソドックスな4-4-2に変更した。

 日本は前半35分、右後方からDF菅原由勢(名古屋)が入れたクロスを田川が頭で叩き込んだが、オフサイドの判定。それでも、1-0で折り返した後半立ち上がりにセットプレーから田川が追加点を奪う。右CKを獲得し、藤本が左足でクロスを入れると、ニアサイドに走り込んだ田川の頭をかすめたボールが左ポストに当たり、ゴールマウスに吸い込まれた。

 試合の主導権を握る日本は最初の交代枠を使い、後半31分、FW斉藤光毅(横浜FC)に代えてFW中村敬斗(G大阪)を投入する。後半32分、中村が持ち上がってつなぎ、田川がスルーパス。抜け出した宮代がDFを振り切って強烈な右足シュートを突き刺し、マルチゴールを達成。3-0で完封勝利をおさめた日本はグループリーグ突破に大きく近づいた。

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